市川健之助 (Kennosuke Ichikawa) - マイポータル

基本情報

所属: エディンバラ大学ロスリン研究所日本学術振興会海外特別研究員

学位: 博士 (学術)(2022年3月広島大学)

研究者番号: 40966719
ORCID ID: https://orcid.org/0000-0002-2528-4826
J-GLOBAL ID: 202201015863734825
researchmap会員ID: R000033297

家禽に遺伝子改変を実装して持続可能な食糧生産を実現すること, を研究の最終目標としています. これを達成するために, (1) 鳥類始原生殖細胞 (PGC) の運命決定機構に関する研究, (2) 鳥類の宿主免疫応答機構に関する研究, に着手しています. これまでの研究成果等に関しては, こちらの個人HPにおいても公開しています.

研究キーワード

研究分野

ライフサイエンス / 動物生産科学 /

経歴

2023年4月 - 現在

エディンバラ大学, ロスリン研究所, 日本学術振興会海外特別研究員
2022年4月 - 2023年3月

広島大学, ゲノム編集イノベーションセンター, 研究員
2019年4月 - 2022年3月

日本学術振興会, 特別研究員 (DC1)

学歴

受賞

2023年12月

Outstanding Oral Presentation Award, JAACT2023

Kennosuke Ichikawa
2021年3月

日本家禽学会2021年度春季大会優秀発表賞

市川健之助
2020年12月

第44回鳥類内分泌研究会若手研究奨励賞

市川健之助

主要な論文

Fate Decisions of Chicken Primordial Germ Cells (PGCs): Development, Integrity, Sex Determination, and Self-Renewal Mechanisms

Kennosuke Ichikawa, Hiroyuki Horiuchi

Genes 14 612 2023年2月28日筆頭著者責任著者
Genome editing in chickens

Kennosuke Ichikawa, Mei Matsuzaki, Ryo Ezaki, Hiroyuki Horiuchi

Gene and Genome Editing 3-4 100015 2022年12月筆頭著者責任著者
Prediction of sex-determination mechanisms in avian primordial germ cells using RNA-seq analysis

Kennosuke Ichikawa, Yoshiaki Nakamura, Hidemasa Bono, Ryo Ezaki, Mei Matsuzaki, Hiroyuki Horiuchi

Scientific Reports 12(1) 13528 2022年8月17日筆頭著者責任著者
Screening of the optimal CpG-oligodeoxynucleotide for anti-inflammatory responses in avian macrophage cell line HD11

Kennosuke Ichikawa, Mei Matsuzaki, Ryo Ezaki, Hiroyuki Horiuchi, Yoshinari Yamamoto

The Journal of Poultry Science 60(1) 2023002 2022年4月6日筆頭著者
Knock-in of the duck retinoic acid-inducible gene I (RIG-I) into the Mx gene in DF-1 cells enables both stable and immune response-dependent RIG-I expression

Kennosuke Ichikawa, Yuzuha Motoe, Ryo Ezaki, Mei Matsuzaki, Hiroyuki Horiuchi

Biochemistry and Biophysics Reports 27 101084-101084 2021年9月筆頭著者
Comparison of sex determination mechanism of germ cells between birds and fish: Cloning and expression analyses of chicken forkhead box L3‐like gene

Kennosuke Ichikawa, Ryo Ezaki, Shuichi Furusawa, Hiroyuki Horiuchi

Developmental Dynamics 248(9) 826-836 2019年6月17日筆頭著者

もっとみる

MISC

家畜の雌雄の性決定機構の解析技術

堀内浩幸, 市川健之助

ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物・有用物質生産への活用 2023年8月31日
家禽のゲノム編集のこれから

堀内浩幸, 渡邊天海, 江崎僚, 市川健之助, 松崎芽衣

月刊「細胞」 55(1) 55-57 2023年
家畜におけるゲノム編集の現状と未来

堀内浩幸, 渡邊天海, 江崎僚, 市川健之助, 松崎芽衣

アグリバイオ 6(10) 57-60 2022年

講演・口頭発表等

Somatic Differentiation of Chicken Primordial Germ Cells Exhibits Partial Epithelial-to-Mesenchymal Transition (EMT)-like Features

○Kennosuke Ichikawa, Yuzuha Motoe, Mei Matsuzaki, Ryo Ezaki, Hiroyuki Horiuchi, Mike J. McGrew

JAACT2023 2023年12月1日
Genome editing of poultry species for investigating disease resistance.

Kennosuke Ichikawa, Lorna Taylor, Tuan Jun, Alewo Idoko-Akoh, Sudeepta Panda, ○Mike J. McGrew

JAACT2023 2023年11月28日
Transcription Activator-Like Effector Nuclease-Mediated Deletion Safely Eliminates the Major Egg Allergen Ovomucoid in Chickens

○Ryo Ezaki, Tetsushi Sakuma, Daisuke Kodama, Ryou Sasahara, Taichi Shiraogawa, Kennosuke Ichikawa, Mei Matsuzaki, Akihiro Handa, Takashi Yamamoto, Hiroyuki Horiuchi

JAACT2023 2023年11月28日
Identification of feminization-related potential factors and processes in chicken primordial germ cells

○Kennosuke Ichikawa, Yoshiaki Nakamura, Hidemasa Bono, Ryo Ezaki, Mei Matsuzaki, Mike J. McGrew, Hiroyuki Horiuchi

Avian Model Systems 11 2023年9月13日
ニワトリマクロファージ様細胞HD11において強力な抗炎症応答を示す CpGオリゴDNAの選抜

○市川健之助, 松崎芽衣, 江崎僚, 堀内浩幸, 山本祥也

第46回鳥類内分泌研究会 2022年12月10日
ニワトリエピブラスト培養細胞は多能性幹細胞になりえるのか

○梶原亮太, 市川健之助, 江崎僚, 松崎芽衣, 堀内浩幸

第45回日本分子生物学会年会 2022年12月1日
分化したニワトリ始原生殖細胞の性状解析－鳥類始原生殖細胞の新規培養系の確立に向けて－

○市川健之助, 元榮柚花, 江崎僚, 松崎芽衣, 堀内浩幸

第45回日本分子生物学会年会 2022年12月1日
Genetic Engineering in Chicken Primordial Germ Cells

○Tenkai Watanabe, Kennosuke Ichikawa, Ryo Ezaki, Mei Matsuzaki, Hiroyuki Horiuchi

International Seminar 2022: Front-line of genome editing technology 2022年11月12日
抗炎症特性を有するLentilactobacillus hilgardii H-50株の構成成分の機能解析

○安井健太, 山口智史, 市川健之助, FAN RONG, 鈴木卓弥, 山本祥也

2022年度乳酸菌学会大会 2022年7月9日
ニワトリ始原生殖細胞の体細胞分化に関する研究.

○市川健之助, 元榮柚花, 江崎僚, 松崎芽衣, 堀内浩幸

日本家禽学会2022年度春季大会 2022年3月29日
ニワトリ培養細胞のheparinによる遺伝子導入効率の低下現象に関する研究.

○越智勇太, 渡邊天海, 市川健之助, 江崎僚, 松崎芽衣, 堀内浩幸

第45回鳥類内分泌研究会 2021年12月4日
ニワトリPGCsにおける遺伝子工学的な特徴.

○渡邊天海, 越智勇太, 市川健之助, 江崎僚, 松崎芽衣, 堀内浩幸

第45回鳥類内分泌研究会 2021年12月4日
Lactobacillus hilgardii H-50株の炎症抑制作用機構の解明.

○安井健太, 山口智史, 市川健之助, 鈴木卓弥, 山本祥也

日本農芸化学会西日本・中四国・関西支部合同大会 (第60回講演会) 2021年9月25日
宿主免疫応答におけるニワトリMDA5およびLGP2の機能解析.

○市川健之助, 江崎僚, 松崎芽衣, 堀内浩幸

日本ゲノム編集学会第6回大会 2021年6月18日
アヒルRIG-IノックインDF-1細胞における, 自然免疫応答の解析.

○市川健之助, 元榮柚花, 江崎僚, 松崎芽衣, 堀内浩幸

日本家禽学会2021年度春季大会 2021年3月27日
Study on host immune response in chickens using genome editing.

○Kennosuke Ichikawa

Front-line of Genome editing technology 2021年3月6日招待有り
ニワトリ内在性 Mx1 プロモーターによる RIG-I を介した免疫応答機構の解析.

○元榮柚花, 市川健之助, 江崎僚, 松崎芽衣, 堀内浩幸

第44回鳥類内分泌研究会 2020年12月12日
遺伝子発現プロファイルに基づく, ニワトリ始原生殖細胞の性分化機構の予測.

○市川健之助, 中村隼明, 江崎僚, 松崎芽衣, 堀内浩幸

第44回鳥類内分泌研究会 2020年12月12日
ニワトリfoxl3の解析による, 鳥類–魚類間における生殖細胞の性決定機構の比較.

○市川健之助, 江崎僚, 古澤修一, 堀内浩幸

第41回日本分子生物学会年会 2018年11月28日
ゲノム編集ツールを用いた鳥類始原生殖細胞におけるDAZLの機能解析.

正木陽登, ○市川健之助, 江崎僚, 古澤修一, 堀内浩幸

日本ゲノム編集学会第3回大会 2018年6月20日

もっとみる

担当経験のある科目(授業)

2024年1月 - 2024年1月

Dissection of the chick embryo and modified new culture with germ cell injection

所属学協会

主要な共同研究・競争的資金等の研究課題

上皮間葉転換に着目した，鳥類始原生殖細胞の新規培養系の確立

日本学術振興会海外特別研究員 2023年4月 - 2025年3月

市川健之助
Enhancing the self-renewal capacity of cultured avian primordial germ cells by activating FAK signalling

Biotechnology and Biological Sciences Research Council (BBSRC; 英国バイオテクノロジー・生物科学研究会議) Early Career Researcher ISP Grant 2023年7月 - 2024年3月

Kennosuke Ichikawa
ニワトリ始原生殖細胞の体細胞分化機構の解明 -上皮間葉転換に着目して-

一般財団法人旗影会 2022年度研究助成 2022年4月 - 2023年3月

市川健之助
ニワトリfoxl3遺伝子の解析から探る，鳥類特有の性分化機構

日本学術振興会特別研究員 (DC1) 2019年4月 - 2022年3月

市川健之助

市川健之助

基本情報

研究キーワード

研究分野

経歴

学歴

受賞

主要な論文

MISC

講演・口頭発表等

担当経験のある科目(授業)

所属学協会

主要な共同研究・競争的資金等の研究課題

メニュー

共著者の一覧