2019年4月 - 2022年3月
マルチクライテリアでの評価を可能とする効率的なLCA実施手法に関する研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
環境影響を定量化するLCAは、以前にも増して必要性が高まっている。建築分野では、省エネ・省CO2の視点のみで分析されることが多いが、マルチクライテリア(多様な環境負荷物質を評価すること)での評価が本来の姿である。そこで、マルチクライテリアでの評価を前提として、(a)建築物評価用の指針(評価ルール)の提案、(b)設計のこだわりを反映できる原単位データベースの提案・構築、(c)作業負荷を極力軽減できる評価ツールの提案・構築を実施した。本成果を踏まえた指針・データベース・ツールは、いずれも日本建築学会LCA小委員会に活用提案した結果、承認されて当該小委員会のウェブサイトで公表された。
- ID情報
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- 課題番号 : 19K04733
- 体系的課題番号 : JP19K04733