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2018年12月

帝王切開時の羊水分を除いた真の出血量の推定 算定とその有用性

日本周産期・新生児医学会雑誌
  • 仁田原 憲太
  • ,
  • 佐々木 恵
  • ,
  • 平賀 裕章

54
4
開始ページ
997
終了ページ
1002
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(一社)日本周産期・新生児医学会

2015年8月〜2017年7月の選択的帝王切開218例を対象として、術前Amniotic Fluid Index(AFI)から術中出血量中の羊水混入量を算定することにより実出血量を推定した。術前後のヘモグロビン値変化および術前のAFI値を用いて単回帰分析より「(推定羊水量)=(術前AFI)×51.5-51.0(mL)」と算出した。術中出血量より推定羊水量を減算した推定実出血量は中央値400mL(90パーセンタイル値:980mL)、羊水込み術中出血量は中央値910mL(90パーセンタイル値:1634mL)であった。術後離床遅延は全体で24例(12.3%)認めた。推定実出血量多量は術後の離床遅延のリスクを有意に上昇させるが、羊水込み出血量ではリスク上昇は有意ではなかった。術後貧血のリスクとしてはいずれも有意な上昇を認めたが、推定実出血量多量の方がリスク上昇が大きかった。

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