講演・口頭発表等

国際会議

ICRP2007年勧告に基づく内部被ばく線量評価コードの開発

5th Asian Radiation Dosimetry Group Annual Meeting (ARADOS-5)
  • 高橋 史明
  • ,
  • 佐藤 薫
  • ,
  • 真辺 健太郎

開催年月日
2019年11月
記述言語
英語
会議種別
国・地域
中華人民共和国

原子力規制庁では、国内の放射線規制へICRP2007年勧告の主旨を取り入れるための議論を進めている。放射線規制の改正があった場合、放射線防護のための基準値も見直される。原子力機構では、内部被ばく防護のための新しい基準値の基本となるICRPの実効線量係数について、基本とするモデルに従い正確に導出されることを検証するため、基盤技術となる内部被ばく線量評価コードを原子力規制庁からの受託事業で開発している。開発したコードは、ICRP2007年勧告に準拠する線量評価モデルやデータを実装し、今後に公開が予想される新しいモデルを簡便に追加できる構成としている。これまでに公開されたICRPの新しい実効線量係数を参照して、開発したコードの妥当性を確認した。他、放射線事業者の内部被ばくモニタリングに有益な機能も開発し、同コードに実装した。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5067454