2021年11月
【肝不全・肝硬変に対する再生療法-最先端の今】基礎的知見の進歩 自律神経経路を介した臓器連関と肝再生
臨床消化器内科
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- 巻
- 36
- 号
- 13
- 開始ページ
- 1623
- 終了ページ
- 1628
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- (株)日本メディカルセンター
<文献概要>生体臓器は,外界からのさまざまな刺激や病態に対し,臓器連関により恒常性を維持している.この臓器間を繋ぐ要諦の一つが自律神経経路である.これまで肝障害や肝疾患では,さまざまな細胞や液性因子,腸内細菌に焦点を当てた臓器連関の報告が中心であった.今回,自律神経経路を介した臓器連関が肝障害時の肝再生や,脂肪性肝疾患の病態に関与することが明らかとなった.このメカニズムの解明が,難治性疾患の新規治療法の開発にも結び付くと考える.
- ID情報
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- ISSN : 0911-601X
- eISSN : 2433-2488
- 医中誌Web ID : 2022053555