MISC

筆頭著者
2015年

奥羽山系の渓畔混交林における種子生産の24年間の変動

日本森林学会大会発表データベース
  • 星崎 和彦
  • ,
  • 安倍 一博
  • ,
  • 松下 通也
  • ,
  • 野口 麻穂子
  • ,
  • 柴田 銃江
  • ,
  • 星野 大介
  • ,
  • 高橋 和規
  • ,
  • 大住 克博
  • ,
  • 鈴木 和次郎
  • ,
  • 正木 隆

126
0
開始ページ
738
終了ページ
738
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.11519/jfsc.126.0_738
出版者・発行元
日本森林学会

岩手県奥羽山系にあるカヌマ沢渓畔林試験地では、1988年から1haのコア部分において、継続して種子トラップによる樹木の開花・結実を群集レベルでモニタリングしている。現在までに延べ3000基近いトラップを設置し、調査努力量にして約17,000トラップ・月を費やしてきた。今回はこのうち、現在の調査体制の基礎が完成した1990年以降をコンパイルした繁殖器官データ(12万行のレコード、計240万個)を解析した。期間全体で43種145万個の雌性繁殖器官が捕捉された。全期間通じて設置された60基のトラップで年変動を解析したところ、1990、1995、2000、2003、2005、2008、2011の各年には主要樹種の多くで豊作レベルの結実が生じており(ブナの豊作は90、95、00、05、11年)、群集内で豊作が同調する傾向が明瞭であった。発表ではそのほか、各樹種の繁殖努力の経年傾向についても報告する予定である。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11519/jfsc.126.0_738
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130005491263
ID情報
  • DOI : 10.11519/jfsc.126.0_738
  • CiNii Articles ID : 130005491263
  • identifiers.cinii_nr_id : 9000347223048

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