2010年 - 2011年
ドコサヘキサエン酸の新規疼痛制御機能の解明と神経障害性疼痛緩和を目指した基盤研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
本研究は、ドコサヘキサエン酸(DHA)が各種疼痛評価系において抗侵害作用を示すこと、さらに、その作用機序には脳内の長鎖脂肪酸受容体GPR40を介したβ-エンドルフィンの遊離が関与していることを明らかにした。本研究成果より、脂肪酸が疼痛制御において重要な役割を果たしている可能性と、脳内GPR40が疼痛制御機構を担う新たな標的分子となる可能性を示した。
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- 課題番号 : 22791459
- 体系的課題番号 : JP22791459