秦 辰也

J-GLOBALへ         更新日: 18/04/24 21:29
 
アバター
研究者氏名
秦 辰也
 
ハタ タツヤ
eメール
khunhatakindai.ac.jp
所属
近畿大学
部署
国際学部 国際学科
職名
教授
学位
博士(工学)(東京大学)

プロフィール

福岡県生まれ。大学卒業後、会社員を経て84年からSVA(現公益社団法人シャンティ国際ボランティア会、旧称曹洞宗ボランティア会)に参加し、タイに赴任。国際協力活動を開始し、難民問題、少数民族問題、バンコクの都市スラム問題などに取り組む。その間、大学院等で研究活動も行う。SVAバンコク事務所長、アジア地域事務所長、事務局長、専務理事などを経て近畿大学に移り、現在に至る。

経歴

 
2016年4月
 - 
現在
近畿大学 国際学部 教授
 
2012年4月
 - 
2016年3月
近畿大学 総合社会学部 教授
 
2008年4月
 - 
2012年3月
近畿大学 文芸学部 教授
 
1984年4月
 - 
2008年3月
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA: 旧称曹洞宗国際ボランティア会)
 

学歴

 
2001年
 - 
2004年
東京大学大学院 工学系研究科 都市工学専攻博士課程
 
2000年
 - 
2001年
アジア工科大学院 環境・資源・開発研究科 人間居住開発
 
1980年
 - 
1983年
サウスウェスタンルイジアナ州立大学 経営学部 経済学科
 

書籍等出版物

 
グローバル時代のアジア都市論[第5章 市民社会とNGO pp69-85]
秦 辰也 (担当:共著)
丸善書店   2016年1月   
アジアでは急速な都市化に伴い、市民社会の動きも注目されている。特に1980年代後半から加速したグローバル化の中で、民主化と経済の自由化による「新しい市民社会」創出への問題意識が高まった。だが、アジアでは多様な民主主義論が唱えられ、制度、自由、生存といった要素からどのような民主主義が定着するのか、市民社会やNGO、市民社会組織(CSO)の役割が益々問われる時代を迎えている。本論では、持続可能な都市をどうつくるかをテーマに、各国の市民社会の状況を概観し、政府とNGOとの「協働型の公共」への兆し...
アジアの市民社会とNGO
秦 辰也 (担当:編者)
晃洋書房   2014年4月   
本書は、アジアの市民社会の動きを近年の日本の国際協力NGOや現地NGOの動きから捉え直すことを狙いとしている。対象国は、タイ、カンボジア、フィリピン、インドネシア、東ティモール、ベトナム、ミャンマー、バングラデシュ、インドの計9ヶ国で、各執筆者がそれぞれの体験や経験に基づき、各専門の立場からNGOと市民社会の動きについて考察している。また、本書はPartI,IIで構成されており、Part Iでは各国のNGOの具体的な活動事例を扱い、Part IIではそれぞれの国の市民社会の動きとNGOの役...
ボランティアの今を考える[第5章 地球規模のボランティア pp125‐161]
秦 辰也 (担当:共著)
ミネルヴァ書房   2013年5月   
現代社会で起こるグローバリゼーションとは何かについて理解し、並行してグローバル化する市民社会と世界のボランティア活動について検討を加えた。ボランティアの形は多様であるが、本論では国連ボランティアや政府が関係する今日の国際ボランティア活動を検証するとともに、日本のNGOによる国際ボランティア活動についても事例を交えて現状を探り、今後の地球規模のボランティアについて検討した。
図書館は、国境をこえる-国際協力NGO30年の軌跡, SVAの図書館活動がめざすもの-30年の事業の全体像とは?
秦 辰也 (担当:共著)
教育史料出版会   2011年3月   
日本の国際協力NGOである公益社団法人シャンティ国際ボランティア会は、1981年にカンボジア難民への救援活動を契機に発足して30年を迎えた。その間、一貫して教育協力を行ってきたが、その柱は図書館活動であった。本書では、途上国の紛争地域周辺の難民キャンプや都市スラム、農村、災害現場などにおいて、国際協力の視点から実践してきた図書館活動のエッセンスが何だったのかを綴っている。
「タイ都市スラムの参加型まちづくり研究」
秦 辰也(単著)
明石書店   2005年9月   

論文

 
「タイの王権と『タイ式民主主義』」
秦 辰也
近畿大学大学院総合文化研究科紀要「混沌」   14 1-28   2017年7月
「内発的発展とアジアNGOsの可能性」
秦 辰也
『国際人文科学研究所紀要』近畿大学国際人文科学研究所   13-30   2014年3月   [招待有り]
グローバル市民社会におけるガバナンス論とNPO/NGOのアカウンタビリティ
秦 辰也
近畿大学文芸学部論集「文学・芸術・文化」   23(1) 222-248   2011年9月
今日、グローバリゼーションが進む中でNPO/NGOの役割が注目されている。同時に市民社会の概念も変化し、「グローバル市民社会」に関する議論も活発である。本論では、グローバル市民社会のアクターとしてのNPO/NGOの位置づけを明確化した上で、ガバナンスの観点から日本のNPO/NGOがどのような役割を果たしてきたのか、また個々のNPO/NGOがどのように自らのアカウンタビリティを向上させ、セルフガバナンスに取り組んでいるのかについて検討した。
南部タイ3県の社会的背景と近年の政治事件の増加に関する考察
秦 辰也
混沌   (7) 147-170   2010年3月
21世紀に入ってから急増している南部タイ3県での政治事件の問題は、何世紀にも亘る歴史的背景と、90%以上の仏教徒が国民であるタイ国家としてのイスラーム文化への理解と融和という観点から極めて複雑な問題である。だが、その主な理由は、3つに集約される。第一に、タイ国内における「民主化」の過程で勢力を強めたタックシン政権が取った対応と、それまでの保守勢力との摩擦が激化し、国家としての対応の足並みが大きく乱れたことである。第二は、タイの国家としてのイスラーム文化への対応であり、信仰の自由を認めつつも...
タイ仏教寺院の地域社会における役割
秦 辰也
臨床仏教叢書1 なぜ寺院は公益性を問われるのか      2009年10月
仏教国タイにおける地域社会での寺院の役割は、近年の経済開発に伴い徐々に変化している。長年に亘り、寺院は伝統的な宗教施設として出家の普及や教育、年中行事の執り行いなどを果たしてきたが、1932年の立憲革命以降の民主化と第二次世界大戦以降の工業化後は、プッタタート比丘の仏教思想と社会活動の実践が注目を浴び、開発(かいほつ)僧と呼ばれる僧侶の役割が重視されるようになった。そして今日、農村社会において住民らと共にそのネットワーク化が図られている。

講演・口頭発表等

 
An Overview of Japanese Non-Governmental Organisations’ (NGOs) Activities and Scope in ASEAN
秦 辰也
ASEAN-JAPAN BOOK PROJECT CONFERENCE   2018年3月23日   
市民社会と福祉に対する日本とタイの関係について
秦 辰也
日タイ修好 130周年記念シンポジウム   2017年12月21日   
The Role of Japanese and Thai Universities in Civil Society for Sustainable Social Development
秦 辰也
日本とタイの学術並びに科学技術交流・連携のあるべき姿を求めて   2017年8月24日   
秦 辰也
日本NPO学会   2014年3月16日   
日本における市民社会の“国際化”~国際協力NGOから見る近年の変化~
秦 辰也
日本評価学会   2010年11月   日本評価学会
「市民社会」の概念は多元であるが、過去30余年の日本の「市民社会」を振り返ると、国際協力NGOの活動が活発化した。だが、政策提言におけるネットワーク活動の広がりは"国際化"したものの、組織基盤は欧米諸国と比較すると脆弱であり、人材も資金力も乏しい。こうした中、今後日本の「市民社会」の発展を考える上では、小規模であれ複数のNGO/NPOがとりわけアジアのNGOやコミュニティと協働していくことが大切であり、アジア全体の「市民社会」の発展に協力していくべきである。

Misc

 
タイの政治混乱の背景に何が?
秦 辰也
仏教タイムス      2010年4月
2006年9月に起こった軍事クーデター以降、タイでは現政権に反対する「赤シャツ派」と王党派を掲げる「黄色シャツ派」を中心に政治的混乱が続いている。特に、2010年3月以降はタックシン元首相を支持する「赤シャツ派」のデモが激化し、流血の惨事となった。この記事では、今回の政治的混乱の背景に何があるのかを解説し、対話による政治決着の必要性について言及した。
日本の国際協力NGOの四半世紀の軌跡と展望
秦 辰也
NPOジャーナル   (22) 34-37   2008年8月
コミュニティのエンパワーメントで「確かな住まい」を確保する
秦 辰也
世界のSSD100 都市持続再生のツボ   284-287   2008年1月
岐路に立つタイのNGO
秦 辰也
NPOジャーナル      2007年1月
アフガニスタンの戦後復興への取り組み
秦 辰也
地域開発   (468)    2003年9月
2011年9月11日にアメリカで起こった同時多発テロを機に、アフガニスタンでは米英軍による空爆が実施され、その後タリバーン政権が崩壊した。そのことで、国際社会からの注目が一気に集まり、日本からの援助も急増した。本稿では、アフガニスタン東部のナンガハール州で実施されている教育協力活動に焦点を当て、国際協力の必要性を提言した。

受賞

 
 
1991年 暁烏敏賞(石川県松任市) 論文『地球社会を共に生きる』 1993年 アジア太平洋賞・特別賞(アジア調査会) 著書『バンコクの熱い季節』 1995年 外務大臣賞 インドシナ難民への救援活動 2006年 石川奨励賞(日本都市計画学会)論文『タイ都市スラムの参加型まちづくり研究』