2011年4月 - 2014年3月
凍土地帯森林での観測に基づくプロセスモデルと衛星データによるメタン収支の広域評価
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
- 課題番号
- 23310009
- 体系的課題番号
- JP23310009
- 担当区分
- 連携研究者
- 配分額
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- (総額)
- 19,500,000円
- (直接経費)
- 15,000,000円
- (間接経費)
- 4,500,000円
- 資金種別
- 競争的資金
CO2 に次ぐ温室効果ガスであるメタン(CH4)は,主要な発生源が湿地生態系であるが,生態系では吸収もあるため,その動態や収支は未解明な部分が残されている。メタンの発生と吸収が混在するアラスカ州の凍土地帯森林を対象として,総合的かつ高精度でのメタン収支の観測を行った。凍土地帯森林ではメタン放出と弱い吸収とが観測され,気象条件や土壌水分状態により異なった。観測データに基づいて,メタン収支と環境条件を関連づけ,モデルのパラメータ設定に利用された。プロセスモデルの改良,ならびに衛星データを用いた広域化では,最新のSVR手法をアラスカ全体のクロトウヒ林のCO2 収支に適用し,大きい成果を得た。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 23310009
- 体系的課題番号 : JP23310009