共同研究・競争的資金等の研究課題

2012年4月 - 2015年3月

二大政党化の進展と政策対立の停頓:選挙制度改革以降の有権者-政党関係の変容

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)  基盤研究(B)

課題番号
24330045
体系的課題番号
JP24330045
担当区分
連携研究者
配分額
(総額)
16,510,000円
(直接経費)
12,700,000円
(間接経費)
3,810,000円
資金種別
競争的資金

本研究の目的は、選挙制度改革に付随して生じた有権者と政党との関係の変化を捉えた上で、有権者をめぐる様々な「対立軸」が民主主義において果たす機能を明らかにすることにある。
分析の結果、今日の日本の有権者は、彼らの政策選好のタイプによって5つのグループに分類できることがわかった。原発再稼働やTPP参加、あるいは年金支給額の削減といった個別の争点についてはグループ間で鋭く対立している部分があることが確認できた。一方で、「保守-革新」や「小さな政府-大きな政府」といった従来確認されてきたような有権者を2分するような対立軸は見いだされなかった。これらの結果は、国内外の学会や学術誌、学術書で発表された。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-24330045/24330045seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-24330045
ID情報
  • 課題番号 : 24330045
  • 体系的課題番号 : JP24330045

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