2011年 - 2013年
社会的ジレンマを克服する政治制度の構築:民主主義が機能する政治心理学的基盤の探求
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
- 課題番号
- 23730147
- 体系的課題番号
- JP23730147
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 4,290,000円
- (直接経費)
- 3,300,000円
- (間接経費)
- 990,000円
- 資金種別
- 競争的資金
本研究の目的は、民主主義の下で有権者をはじめとした政治アクターが、社会的ジレンマを乗り越えた上で多数派を形成して、様々な政治行動を行うメカニズムを政治心理学的な観点から解明することにあった。この目的を達成するため、実験室実験、インターネット上での調査実験、さらに郵送での全国調査実験を実施した。これらの実験から、自身の政策選好どおりに行動する市民が選挙での勝利を経験していくと、彼らの党派に対する帰属意識が高まるとともに、民主主義的な政治システムに対する満足度が上がり、習慣的に政治的活動に参加するようになることが明らかとなった。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 23730147
- 体系的課題番号 : JP23730147