2009年4月 - 2011年3月
転写因子MTF-1を介した重金属依存的転写活性化機構の解明
日本学術振興会 科学研究補助金 若手研究(B)
- 課題番号
- 21790137
- 体系的課題番号
- JP21790137
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 4,290,000円
- (直接経費)
- 3,300,000円
- (間接経費)
- 990,000円
- 資金種別
- 競争的資金
亜鉛は必須微量元素で、生理的役割は多岐にわたる。その役割のいくつかは、遺伝子発現を介して発揮されていると予想され、この遺伝子発現の調節には転写因子MTF-1が関与していることが知られている。しかしながら、遺伝子発現調節の詳細なメカニズムは不明であった。今回、MTF-1が転写を活性化する分子メカニズムを解析し、亜鉛によるメタロチオネイン(MT)-I遺伝子発現に伴って、MT-Iプロモーター領域においてヒストン・コア粒子が除去されるというダイナミックな現象が起こっていることを明らかにした。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 21790137
- 体系的課題番号 : JP21790137