杵渕博樹 (Hiroki Kinefuchi) - 論文

戦後復興の欺瞞あるいは混乱 ― ニコラス・ボルン『二日目』における社会批判と人物造形

杵渕博樹

東京女子大学紀要「論集」 75(2) 145-168 2025年3月

観察者の冒険の始まり ― ニコラス・ボルン『二日目』

杵渕博樹

西日本ドイツ文学 (36) 29-42 2024年11月査読有り

生き延びるためのメランコリーと共生－ギュンター・グラス『蝸牛の日記から』の思想

杵渕博樹

西日本ドイツ文学 (35) 1-14 2023年11月18日査読有り

「脱原発」後の社会を考えるー「再生可能エネルギー」と1970年代の議論

杵渕博樹

日本の科学者 56(8) 30 (310)-36 (316) 2021年8月査読有り

他者となって他者と向き合う ― クレメンス・マイヤー『静かなる衛星』における〈なりかわり〉

杵渕博樹

東京女子大学紀要「論集」 71(2) 39-63 2021年3月

他者との出会いと開かれた土着性－クレメンス・マイヤー『静かなる衛星』

杵渕博樹

西日本ドイツ文学 (32) 41-54 2020年11月査読有り

生きることと書くことの物語－ニコラス・ボルン『物語の地球からは見えない側』の物語構造

杵渕博樹

ワセダ・ブレッター (27) 28-46 2020年2月25日査読有り

死を生に編み込む－ギュンター・グラス『限りあるものについて』

杵渕博樹

西日本ドイツ文学 (29) 15-29 2017年11月査読有り

〈ドイツの罪〉と戦後－ギュンター・グラス作品に見る〈反戦〉

杵渕博樹

世界文学 (124) 10-17 2016年12月査読有り招待有り

もうここにはいない読者、今そこにある〈文学の未来〉－ギュンター・グラス『女ねずみ』の黙示録性を巡って

杵渕博樹

ワセダ・ブレッター 23(23) 21-36 2016年3月査読有り

長篇小説作家の原点－ギュンター・グラス初期戯曲作品『洪水』

杵渕博樹

西日本ドイツ文学 27(27) 1-14 2015年11月査読有り

日常の中の自画像とユートピア－ニコラス・ボルンとフランク・オハラ

杵渕博樹

九州地区国立大学教育系・文系研究論文集 2(2) 2015年3月査読有り

この世の異界の果ての果て－クレメンス・マイヤー『石の中』の物語構造と「日本」

杵渕博樹

ワセダ・ブレッター 22(22) 7-27 2015年3月査読有り

憂鬱なる倦怠－ニコラス・ボルン『発見者の目』における現実を巡る闘争

杵渕博樹

九州地区国立大学教育系・文系研究論文集 2(1) 2014年10月査読有り

未来への手紙－ニコラス・ボルン『発見者の目』のポエーティク

杵渕博樹

ドイツ文学 (148) 225-245 2014年3月査読有り

焼け跡の女たち－ノサック『ドロテーア』と金子光晴『風流尸解記』

杵渕博樹

武田・初見・森田（篇）〈過去の未来〉と〈未来の過去〉保坂一夫古稀記念論文集（同学社） ISBN: 978-4-8102-0245-8 48-58 2013年3月

あらかじめの喪失と死者の視線 − ギュンター・グラス『箱型カメラ』

杵渕博樹

ワセダ・ブレッター 20 18-33 2013年3月査読有り

死者と出会うための越境 − ギュンター・グラス『グリムのことば』

杵渕博樹

ドイツ文学 146(2) 72-87 2013年3月査読有り

言葉の危機と「メガマシーン」－ニコラス・ボルンの〈文学〉とテクノロジー批判

杵渕博樹

研究論文集－教育系・文系の九州地区国立大学間連携論文集 6(1) 2012年10月査読有り

ジャーナリストの戦場と「女」 : ニコラス・ボルン『捏造』と開高健『輝ける闇』『夏の闇』

杵渕博樹

比較文学年誌 (48) 98-114 2012年3月