2016年
365日リハビリテーションに対する患者・家族の認識 看護師が介入する方向性の検討
ひろき: 茨城県立医療大学付属病院研究誌
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- 巻
- 号
- 19
- 開始ページ
- 14
- 終了ページ
- 25
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 茨城県立医療大学付属病院
当院回復期リハ病棟では2014年10月から365日リハビリテーションを導入した。今回、導入前後で患者の「年齢」「入院時FIM」「退院時FIM」「FIM利得」「FIM改善率」「在院日数」などを比較検討した。また、導入後に入院した患者とその家族にインタビューを行い、365日リハビリテーションについてどのように感じているか聴取し、カテゴリー化した。検討の結果、導入前に比べて導入後は「年齢」が高く、「入院時FIM」が低く、「FIM利得」「FIM改善率」も低かったが有意差は認めなかった。「在院日数」は導入前が平均75.8日、導入後は平均68.9日と短縮していたが、有意差はなかった。患者インタビューの結果、【土日も平日と同じように楽しんでリハビリを行えている】【365日リハビリテーションの効果を実感している】などのカテゴリーが抽出された。家族インタビューの結果、【家族の知らない患者の様子を看護師から聞けて安心している】【多職種で情報共有し統一した見解で関わってほしい】などが抽出された。
- ID情報
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- ISSN : 1348-8988
- 医中誌Web ID : 2017143258