2016年4月 - 2019年3月
ICT活用促進の鍵となるLMSやeポートフォリオの効果的活用事例DBの設計と構築
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
- 課題番号
- 16K00483
- 体系的課題番号
- JP16K00483
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
-
- (総額)
- 4,550,000円
- (直接経費)
- 3,500,000円
- (間接経費)
- 1,050,000円
- 資金種別
- 競争的資金
最終年度においては、Moodleを用いたICT活用教育を普及するための基盤として広く利用できる、Moodleのすべての機能説明を網羅するMoodle Docs日本語版の構築を行った。Moodle Docs は、Moodle の利用方法についての資料やマニュアルとして、Moodle開発本部で作成し管理しているもので、すべての機能についての説明が網羅されておりMoodle画面のスクリーンショットを多く掲載して操作方法や活用方法を解説しており、各機能のサマリを Youtube 動画として埋め込んであるなど、Moodleに慣れていない者がMoodleを効果的に活用するための手引として利用価値が高い。日本語版のMoodleDocsも存在しているが、英語以外の諸言語と同様に、英語版ほどは内容が充実しておらず、特に最新バージョンのMoodleに搭載されているの最新機能についての説明は、英語版の更新状況に比べて内容が不足している。このため、Google Cloud Translation APIを利用してファイル単位で翻訳するスクリプトを開発し全ページを機械翻訳した後、Moodle利用の経験者によって間違いや不備を修正し、非公式に日本語版MoodleDocsを構築した。主なページには各機能の利用方法を解説するYoutube動画が埋め込まれているが、その字幕も同様の方法で日本語訳を行った。構築した非公式日本語版MoodleDocsは、 http://moodledocs.tkita.net/ にて公開している。
加えて、Moodleをより直感的に低い認知負荷で利用できるようにする試みの1つして、Moodleの小テストをVUI(音声ユーザインターフェイス)経由で受験できる音声アプリ「Moodle小テスト」を設計・試作し、GoogleアスシタントおよびAmazonアレクサ向けに一般公開した。
加えて、Moodleをより直感的に低い認知負荷で利用できるようにする試みの1つして、Moodleの小テストをVUI(音声ユーザインターフェイス)経由で受験できる音声アプリ「Moodle小テスト」を設計・試作し、GoogleアスシタントおよびAmazonアレクサ向けに一般公開した。
- ID情報
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- 課題番号 : 16K00483
- 体系的課題番号 : JP16K00483