共同研究・競争的資金等の研究課題

2019年4月 - 2022年3月

養豚飼料に昆虫は利用可能か?ー魚粉と昆虫の代替が母豚や哺乳仔豚に及ぼす影響解析ー

日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究  若手研究
  • 川崎 淨教

課題番号
19K15962
体系的課題番号
JP19K15962
配分額
(総額)
4,160,000円
(直接経費)
3,200,000円
(間接経費)
960,000円

本試験では哺乳子豚のキチン分解酵素分泌時期の特定や母豚へ昆虫粉末給餌を行い、子豚の成長成績や消化管組織形態、血中・糞中免疫グロブリン濃度などを調査した。その結果、子豚は哺乳中からキチン分解酵素を分泌可能であることや昆虫粉末含有飼料は母豚を介して子豚の免疫機能を活性化させる可能性や、昆虫粉末を摂取している母豚の哺乳子豚では、成長成績および栄養吸収能力に影響は見られないことが示された。これらのことから昆虫粉末は哺乳子豚の餌付け飼料給餌時期から利用可能であること、母豚飼料中の魚粉の代替飼料原料として利用可能であることが示唆された。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-19K15962
ID情報
  • 課題番号 : 19K15962
  • 体系的課題番号 : JP19K15962

この研究課題の成果一覧

論文

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講演・口頭発表等

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