2019年4月 - 2022年3月
養豚飼料に昆虫は利用可能か?ー魚粉と昆虫の代替が母豚や哺乳仔豚に及ぼす影響解析ー
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究 若手研究
本試験では哺乳子豚のキチン分解酵素分泌時期の特定や母豚へ昆虫粉末給餌を行い、子豚の成長成績や消化管組織形態、血中・糞中免疫グロブリン濃度などを調査した。その結果、子豚は哺乳中からキチン分解酵素を分泌可能であることや昆虫粉末含有飼料は母豚を介して子豚の免疫機能を活性化させる可能性や、昆虫粉末を摂取している母豚の哺乳子豚では、成長成績および栄養吸収能力に影響は見られないことが示された。これらのことから昆虫粉末は哺乳子豚の餌付け飼料給餌時期から利用可能であること、母豚飼料中の魚粉の代替飼料原料として利用可能であることが示唆された。
- ID情報
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- 課題番号 : 19K15962
- 体系的課題番号 : JP19K15962
この研究課題の成果一覧
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論文
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日本畜産学会報 92(3) 265-278 2021年8月 査読有り招待有り筆頭著者責任著者
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Scientific reports 11(1) 1297 2021年1月14日 査読有り筆頭著者責任著者
講演・口頭発表等
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令和5年度 日本水産学会 春季大会シンポジウム 水産における昆虫の飼料利用の現在と未来 2023年3月28日 招待有り
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日本家禽学会2022年度春季大会 公開シンポジウム「水畜産領域における昆虫飼料化に向けた取り組み」 2022年3月28日 招待有り
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日本畜産学会第128回大会 2021年3月