1999年 - 2000年
ヒステリシスニューラルネットのダイナミクス解析と組合せ最適化問題への応用
日本学術振興会 科学研究費助成事業 奨励研究(A) 奨励研究(A)
- 課題番号
- 11750335
- 体系的課題番号
- JP11750335
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
-
- (総額)
- 2,200,000円
- (直接経費)
- 2,200,000円
- (間接経費)
- 0円
- 資金種別
- 競争的資金
平成11年度に引続きヒステリシスニューラルネットワークのダイナミクス解析と組み合わせ最適化問題の応用に関して研究を行った。平成11年度までは主に計算機シミュレーションによる解析を中心に行ってきたが、本システムの最大の利点はアナログ回路による実装回路が作成でき、計算機シミュレーションに比べ遥かに高速、かつ並列的に計算を行う事が可能な点である。そこで実装回路の優位性を確認するためにオペアンプにより構成した実装回路を作成し、Nクイーン問題の解法に本実装回路システムを用い、本システムの解の探索能力、計算能力、解への収束時間などに関して検討を行った。更に本システムの有効性を確かめるために四色問題、VLSIチャネル配線問題、箱詰め問題等に応用し、いづれの問題に対しても本システムが良好な解の探索能力を有することを確認した。
以上の成果は2000 IEEE International Symposium on Circuits and Systems(ISCAS 2000),2000 International Conference on Neural Information Processing(ICONIP 2000),2000 International Symposium on Nonlinear Theory and its Applications(NOLTA 2000)等の国際会議で発表しその一部はIEICE Transaction on Fundamentals誌上にて公表予定である。また本システムの実装回路に関してその有効性、計算能力を理論的に明らかにするため、現在比較的大規模な回路を作成した研究も進めており、これらの成果に関しては2001 IEEE International Symposium on Circuits and Systems(ISCAS 2001),2001 The European Conference on Circuit Theory and Design(ECCTD 2001)で公表する予定である。また一部の組合せ最適化問題への適用した結果に関しては現在電子情報通信学会論文誌へ投稿中である。
以上の成果は2000 IEEE International Symposium on Circuits and Systems(ISCAS 2000),2000 International Conference on Neural Information Processing(ICONIP 2000),2000 International Symposium on Nonlinear Theory and its Applications(NOLTA 2000)等の国際会議で発表しその一部はIEICE Transaction on Fundamentals誌上にて公表予定である。また本システムの実装回路に関してその有効性、計算能力を理論的に明らかにするため、現在比較的大規模な回路を作成した研究も進めており、これらの成果に関しては2001 IEEE International Symposium on Circuits and Systems(ISCAS 2001),2001 The European Conference on Circuit Theory and Design(ECCTD 2001)で公表する予定である。また一部の組合せ最適化問題への適用した結果に関しては現在電子情報通信学会論文誌へ投稿中である。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 11750335
- 体系的課題番号 : JP11750335