基本情報

所属
宮崎公立大学 人文学部 国際文化学科 准教授
学位
博士(文学)(東京大学)

J-GLOBAL ID
201301087601249242

外部リンク

関心の中心は以下の四つです。特に(1)と(2)に中心的に取り組みながら、(3)と(4)にも手を伸ばそうとしているところです。

(1)ヘーゲルの思想から、現代の哲学的問題に答えうる議論を再構成する哲学史的研究
これまで、『大論理学』、とくに「概念論」(1816年)のテクストを軸として、現代の哲学にヘーゲルのテクストを接続するような研究を試みてきました。博士論文では、『大論理学』「概念論」のテクスト読解をもとに、現代の形而上学が直面する、認識論的図式を重視する立場と、認識論抜きで存在論を展開する立場の対立の問題や、自然主義と「第一哲学としての形而上学」の対立を巡る問題に対して、処方箋を提示しました。

(2)行為者性に関する研究
M. ブラットマンやC. コースガードらによって展開されてきた行為者性に関する問題を中心に据え、行為の形而上学的な位置づけや、道徳的責任をめぐる問題、自然主義的世界観と行為や道徳の関係に関する問題などについて考えています。このテーマが形而上学と倫理学を横断するテーマである点に特に関心を持っています。R. ピピンの『ヘーゲルの実践哲学』を手がかりに、ヘーゲル研究との接続も目指しています。

(3)プラグマティズムとヘーゲルの関係に関する研究
R. ブランダムによってヘーゲルとの関連が強く主張されるようになったプラグマティズムにも関心を持っています。主としてブランダムのヘーゲル関連著作を中心に、社会的な実践に着目することから客観性について論じるプロジェクトを検討しています。

(4)自然主義をめぐる形而上学・メタ形而上学の研究
「第一哲学としての形而上学」を主張する立場と自然主義の対立を調停するような研究に興味を持っています。特に、自然主義が形而上学的立場としての物理主義を主張することの正当性について検討したいと考えています。

受賞

  1

論文

  23

MISC

  10

書籍等出版物

  4

講演・口頭発表等

  32

Works(作品等)

  1

共同研究・競争的資金等の研究課題

  4

社会貢献活動

  7

メディア報道

  2