MISC

2013年

脳波のフラクタル構造に対するガンマ波の影響

生産研究
  • 佐瀬 巧
  • ,
  • 北城 圭一
  • ,
  • 合原 一幸

65
3
開始ページ
325
終了ページ
328
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.11188/seisankenkyu.65.325
出版者・発行元
東京大学生産技術研究所

脳波におけるフラクタル解析がどのような特徴を捉えるのかは,いまだ明らかではない.本研究では,脳波をフラクタルの視点から詳細に解析することにより,フラクタル構造の特徴をより詳しく理解することを目的とする.脳波を各周波数帯域に分解し,どの要素がフラクタル構造の基軸となっているのかを解析した結果,ガンマ波がフラクタル構造の根幹をなす主要な情報であることが示された.更に,この結果により,ガンマ波だけでフラクタル構造を再現できる時間帯とそうではない時間帯とに選り分けることが可能になったので,他の帯域がガンマ波に混ざったりガンマ波から分離したりする脳波モデルを提案することが可能となる.

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11188/seisankenkyu.65.325
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130003368484
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00127075
ID情報
  • DOI : 10.11188/seisankenkyu.65.325
  • ISSN : 0037-105X
  • CiNii Articles ID : 130003368484
  • CiNii Books ID : AN00127075
  • identifiers.cinii_nr_id : 9000240067859

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