2018年
強非線形強分散波動方程式の改良とbumpを有する波動場への適用
土木学会論文集B2(海岸工学)
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- 巻
- 74
- 号
- 2
- 開始ページ
- I_1
- 終了ページ
- I_6
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- 出版者・発行元
- 公益社団法人 土木学会
本研究では,強非線形強分散波動方程式をソリトン波の場に適用し,理論解との比較を行うことでその精度が高いことを確認した.さらに,従来は<i>z</i>のべき乗で展開されていた速度ポテンシャルを,<i>z</i><sup>&mu;</sup>のべき乗で展開することによって強非線形強分散波動方程式を改良した.分散関係を比較した結果,改良した強非線形強分散波動方程式では&mu;=2,べき乗の展開項数<i>N</i>=3の場合に分散関係式とほぼ一致することが確認でき,従来モデルよりも高い再現性を持つことが確認された.また,改良した強非線形強分散波動方程式をbumpを有する波動場に適用した結果,波高及び水平・鉛直流速について室内実験の結果を良く再現することができた.
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/130007503918
- ID情報
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- ISSN : 1884-2399
- CiNii Articles ID : 130007503918
- identifiers.cinii_nr_id : 9000398788451