プラント動特性解析コードSuper-COPDの整備,10; 「常陽」MK-II自然循環試験解析,2
日本原子力学会2011年春の年会
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- 開催年月日
- 2011年3月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 福井
- 国・地域
- 日本
高速炉プラント動特性コードSuper-COPDの整備の一環として「常陽」MK-II自然循環試験解析を実施し、自然循環へのコードの適用性を検討している。本研究では重要現象を考慮した機器モデルを結合して1次系統の全体モデルを構築し、自然循環による炉心除熱特性に着目した評価を行った。解析の結果、炉上部プレナム内の冷却材混合モデルはフローコーストダウン後の自然循環流量挙動に大きく影響することを確認した。そして、炉上部プレナム内のミキシングボリュームを適正に見積もることで、1次系統の自然循環流量と炉心出口ナトリウム温度の過渡は試験測定値とよく一致することを確認した。