高速炉燃料ピンバンドルのサブチャンネル内詳細流動場測定
日本原子力学会2013年春の年会
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- 開催年月日
- 2013年3月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 東大阪
- 国・地域
- 日本
ナトリウム冷却型高速炉では、燃料の高燃焼度化、高線出力化の指向により燃料ピンやラッパ管の変形による冷却材流路の変化が懸念され、燃料健全性に及ぼす影響を評価する必要がある。これまでに、ワイヤスペーサ型3本ピンバンドル試験体のサブチャンネル内のワイヤ近傍領域について、PIV可視化画像解析から求めた平均流速分布を分析することにより、渦流れの発現について観測した旨と、解析コードSPIRALを使用して検証解析を実施した結果、渦流れの発現について定性的傾向が再現されていることを報告している。今回の報告では、サブチャンネル内のワイヤ近傍領域において、流動場(流速ベクトル,変動強度,圧損)の定量的評価を実施するとともに流速ベクトルについてはLDV計測によってクロスチェックした結果についても報告する。また、解析コードSPIRALによる参考計算との比較結果についても報告する。