2018年4月 - 2021年3月
青少年における夜間睡眠と自律神経系活動の関連に関する研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究課題は、青少年における睡眠と自律神経系活動の関連に着目し睡眠習慣改善に寄与するプログラム構築を目指すものである.その目的は長期的短期的に確認可能な睡眠関連指標と自律神経系活動の関係を明らかにし,効果的な睡眠改善プログラム開発と効果検証を行うことである.
初年度である2018年度は、①青少年の生活習慣を確認するための質問紙を試作すること、②測定機器を用いた自律神経系活動の測定方法の検討、の2点について実施した。①の質問紙調査の検討については、これまで遂行してきた研究で用いてきた生活行動記録表をベースとして食行動、身体活動状況が確認できるような様式とすることとした。また睡眠調査は長期的な睡眠傾向を評価するためにピッツバーグ睡眠調査票を用い、測定期間中の起床時に行うOSA起床時睡眠感調査票の2種類の調査を行うこととした。②については測定機器(TAS9view)およびその機器と接続するパーソナルコンピュータを購入し、測定環境の確認を行った。
以上の準備に基づき測定条件を確認するための予備調査を行った。被験者は6名として5日間連続での測定を行った。睡眠調査はOSA起床時睡眠感調査のみ実施し、測定期間中の毎朝起床時に記入した。また自律神経系活動測定は測定期間の前後に実施した。被験者には測定全般に関わる感想を確認した。その結果、自律神経系活動測定時には静穏な環境を確保する必要から実験室内の環境を改善するための施設設備を整備した。
初年度である2018年度は、①青少年の生活習慣を確認するための質問紙を試作すること、②測定機器を用いた自律神経系活動の測定方法の検討、の2点について実施した。①の質問紙調査の検討については、これまで遂行してきた研究で用いてきた生活行動記録表をベースとして食行動、身体活動状況が確認できるような様式とすることとした。また睡眠調査は長期的な睡眠傾向を評価するためにピッツバーグ睡眠調査票を用い、測定期間中の起床時に行うOSA起床時睡眠感調査票の2種類の調査を行うこととした。②については測定機器(TAS9view)およびその機器と接続するパーソナルコンピュータを購入し、測定環境の確認を行った。
以上の準備に基づき測定条件を確認するための予備調査を行った。被験者は6名として5日間連続での測定を行った。睡眠調査はOSA起床時睡眠感調査のみ実施し、測定期間中の毎朝起床時に記入した。また自律神経系活動測定は測定期間の前後に実施した。被験者には測定全般に関わる感想を確認した。その結果、自律神経系活動測定時には静穏な環境を確保する必要から実験室内の環境を改善するための施設設備を整備した。
- ID情報
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- 課題番号 : 18K10935
- 体系的課題番号 : JP18K10935