濵本 鴻志
ハマモト コウシ (Koshi Hamamoto)
更新日: 08/21
基本情報
- 所属
- 一橋大学大学院 社会学研究科 総合社会科学専攻 博士課程
- 学位
-
学士(哲学)(2019年3月 慶應義塾大学)修士(社会学)(2021年3月 一橋大学)
- 連絡先
- sd211020g.hit-u.ac.jp
- J-GLOBAL ID
- 202001013903576597
- researchmap会員ID
- R000000757
目的論的機能主義と呼ばれる立場に基づいて、志向性の自然化の研究をしています。平たく言うと、「表象は、なぜそれが現に持っている表象内容を持つのか」という問いに、情報の流れと目的論的機能の観点から取り組んでいます。
現在は特に、次にあげるトピックに関心があります。
1. 志向性の自然化において達成されるべき、もっともらしい内容帰属とは何か。表象とその内容は、生物の行動の理解(ないしその関連する目的)のためにどのような役割を期待されるのか。
2. 1. に関連して、目的論的機能主義における、ドレツキ的な表象の生産者ベースの立場とミリカン的な表象の消費者ベースの立場の間の関係の整理と調停
3. ルース・ミリカンが提示した諸概念の解釈を精緻化することで、目的論的機能主義者が利用可能な概念リソースを拡充すること。
また、ミリカンの本来の機能の理論を用いた応用哲学的研究にも興味があります。
2021年から民間企業で働きはじめました。ビジネスと哲学の両輪で活躍できるようになることを目標に、2030年までの博士取得を目指しています。
カバー写真: Elliott, Henry Wood. The Big Mahklok. Our Arctic Province: Alaska and the Seal Islands. 1886. British Library, London. British Library, www.flickr.com/photos/britishlibrary/11306085246. Accessed 26 Mar. 2020.
経歴
2-
2021年4月 - 2021年8月
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2020年4月 - 2021年4月
学歴
3-
2021年4月 - 現在
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2019年4月 - 2021年3月
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2014年4月 - 2019年3月
受賞
2論文
6-
人工知能学会全国大会論文集 2021年6月 筆頭著者
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新進研究者 Research Notes (4) 2021年6月 査読有り
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哲学の門:大学院生研究論集 3 2021年3月 査読有り
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2021年3月 査読有り
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コンピュータセキュリティシンポジウム2020論文集 222-227 2020年10月
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哲学の探求 (47) 164-182 2020年6月
講演・口頭発表等
9-
暮らしの哲学研究会キックオフミーティング 2023年3月7日 招待有り
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人工知能学会全国大会 2021年6月9日
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ワークショップ 表象と志向性の諸側面 2021年3月20日 招待有り
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哲学若手研究者フォーラム 2020年9月19日
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理研AIPセミナー「AI・機械学習の倫理を哲学・倫理学者と考える」 2019年11月5日 招待有り
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哲学若手研究者フォーラム 2019年7月14日
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イギリス哲学・哲学史研究会 2019年3月17日
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日本アリストテレス協会主催研究発表会――哲学dynamite!! 2018―― 2018年12月27日
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イギリス哲学・哲学史研究会 2018年2月17日
MISC
3-
Tokyo Academic Review of Books 13 1-1 2021年4月15日 招待有り
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ELSI NOTE 8 1-26 2021年2月18日
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フィルカル 5(2) 192-198 2020年8月
委員歴
1-
2019年4月 - 現在
社会貢献活動
2