基本情報

所属
一橋大学大学院 社会学研究科 総合社会科学専攻 博士課程
学位
学士(哲学)(2019年3月 慶應義塾大学)
修士(社会学)(2021年3月 一橋大学)

連絡先
sd211020g.hit-u.ac.jp
J-GLOBAL ID
202001013903576597
researchmap会員ID
R000000757

目的論的機能主義と呼ばれる立場に基づいて、志向性の自然化の研究をしています。平たく言うと、「表象は、なぜそれが現に持っている表象内容を持つのか」という問いに、情報の流れと目的論的機能の観点から取り組んでいます。

現在は特に、次にあげるトピックに関心があります。

1. 志向性の自然化において達成されるべき、もっともらしい内容帰属とは何か。表象とその内容は、生物の行動の理解(ないしその関連する目的)のためにどのような役割を期待されるのか。

2. 1. に関連して、目的論的機能主義における、ドレツキ的な表象の生産者ベースの立場とミリカン的な表象の消費者ベースの立場の間の関係の整理と調停

3. ルース・ミリカンが提示した諸概念の解釈を精緻化することで、目的論的機能主義者が利用可能な概念リソースを拡充すること。

また、ミリカンの本来の機能の理論を用いた応用哲学的研究にも興味があります。

 

2021年から民間企業で働きはじめました。ビジネスと哲学の両輪で活躍できるようになることを目標に、2030年までの博士取得を目指しています。

カバー写真: Elliott, Henry Wood. The Big Mahklok. Our Arctic Province: Alaska and the Seal Islands. 1886. British Library, London. British Library, www.flickr.com/photos/britishlibrary/11306085246. Accessed  26  Mar. 2020.


論文

  6

講演・口頭発表等

  9

MISC

  3

委員歴

  1

社会貢献活動

  2