硬組織を指標とした福島第一原発事故後の野生動物への$^{90}$Srと$^{137}$Csの取り込みの研究
日本放射化学会第66回討論会(2022)
- 開催年月日
- 2022年9月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 口頭発表(招待・特別)
- 開催地
- 東京
- 国・地域
- 日本
歯や骨は硬組織と呼ばれ、形成時期のみに組織の基質が沈着し、形成後には組織が入れ替わらないという特徴をもつ。この特徴を活用することで、ウシの歯の$^{90}$Sr測定から1F事故による環境中の$^{90}$Srの汚染の変化があったことを明らかにした。講演では$^{90}$Sr, $^{137}$Csの環境中から野生動物へ移行する際の元素としての動態、ICP-MSを用いた硬組織用の分析法開発についても紹介する。
- リンク情報