MISC

2013年12月

小麦開溝粒の発生と播種様式との関係について

日本作物学会東北支部会報
  • 小綿 寿志
  • ,
  • 谷口 義則

56
開始ページ
5
終了ページ
7
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
日本作物学会東北支部

東北地域における小麦開溝粒の発生については,パン適性の高い品種を中心に発生状況や品質特性などが報告されている(谷口ら 1989,谷口ら 2004)。開溝粒はほとんど加工適性に悪影響を与えないとされるが(谷口ら 1989,谷口ら 2004),多発すると外観品質が低下し検査等級が下がる。開溝粒の発生要因は,品種間差異が認められる以外は不明な点も多い。これまでは湿害等により極端に面積あたりの苗立数が少ない場合や,過度な追肥を実施した場合などに多発したことが報告されている(谷口ら 2004)。以上より,小麦の粒あたりの登熟状況が開講粒の発生に関与する可能性を考え,本研究では後期追肥以外の要因,すなわち面積あたりの播種量および播種様式が開講粒の発生に及ぼす影響を中心に調査を行った。

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110009686252
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00094318
ID情報
  • ISSN : 0911-7067
  • CiNii Articles ID : 110009686252
  • CiNii Books ID : AN00094318
  • identifiers.cinii_nr_id : 9000003046847

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