基本情報

所属
東京大学 経済学部 経営学科 准教授

J-GLOBAL ID
201401021276138621
researchmap会員ID
B000239352

外部リンク

**経済学研究科マネジメント専攻の学生の皆様へ**
「温故知新」という言葉の通り、過去に遡ることで新しい知見を発掘するのが歴史的アプローチの醍醐味です。
具体例についてはインタビュー記事「無色透明な歴史など存在しない。合理・非合理のパラメータの自明性を歴史的に検証する」や、東大基金のインタビュー記事をご覧ください。

これまで指導/審査してきた修士論文等のテーマは以下の通りです:

16世紀フランス宮廷と特許/英国繊毛業/銀山経営と政治
17世紀イギリスのギルドと「進歩」の思想 / 起業家としての銀行家
18世紀イギリスの南海泡沫事件
帝政期ドイツのカーテル・政治・メディア
近代中国の下着と生理用品産業
近代中国の一人っ子政策と習い事の経営史
近代中国の私企業と政府
外国企業による民国時代の中国市場へのローカライゼーション
卓球のルール変更における私企業の役割
現代日本における経口避妊薬の解禁

教員の専門分野は1500−1800年の西洋経済史・経営史・イギリス史・産業革命以前のCSR・金融バブル(とりわけ南海泡沫事件)です。指導を希望する学生は、なるべく一年目に経営史I・IIを、そして2年目には大学院の経営史研究を受講してください。歴史学的な知見を前提に、東アジアのトップ校にふさわしい厳しい指導をします。歴史アプローチについては松沢裕作『歴史学はこう考える』とE.H.カー『歴史とはなにか』を読むこと。質問などがある方はメールにてご相談ください。
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研究分野はイングランド経済史・経営史(1550-1750)。
主要な研究テーマは、1)当時「プロジェクト」と呼ばれた国内経済の改良計画と、2)1720年の南海泡沫事件。これらの主要テーマと関連する、3)産業革命以前の企業の社会的責任と4)ステレオタイプが経済の行動主体に与えた影響についても研究をすすめている。

現在は個人研究に加えて、研究室=RUBiC(Research Unit for Business in Context)の運営と、歴史的アプローチを採用するあらゆる研究者の支援基盤となる歴史家ワークショップの代表を勤めてきた。 

 


主要な書籍等出版物

  2

論文

  12

MISC

  5

共同研究・競争的資金等の研究課題

  2

社会貢献活動

  4

メディア報道

  3