MISC

2012年8月23日

RoFを適用した無線LANジステムにおけるスループット特性改善法

電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム
  • 岡元 佑正
  • ,
  • 三村 智彦
  • ,
  • 守倉 正博
  • ,
  • 山本 高至
  • ,
  • 大槻 暢朗
  • ,
  • 杉山 隆利

112
192
開始ページ
163
終了ページ
168
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人電子情報通信学会

日々種類が増え多様化する無線LANの新規格にユーザが対応する際には,その都度AP(Access Point)の更新コストがかかる.この更新コストを削減するためには,RoF(Radio over Fiber)を用いた無線LANシステムが有効である.これは,家庭と通信事業者の間を光ファイバで結び,無線LANのPHY(Physical)層とMAC(Medium Access Control)層の処理の大部分を通信事業者側で行わせるものである.本稿で扱うシステムにおいては,無線LAN端末(STA : Station)とAPの間に大きな伝搬遅延が生じることにより,スループットが大きく劣化することが問題となる.このスループット特性の劣化について評価を行うため,計算機シミュレーションを行い,その劣化要因のメカニズムについて明らかにする.さらに,この劣化要因を取り除くために新たな制御方式を考案し,提案方式により従来方式よりスループットが大幅に改善することを示す.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110009627178
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10060822
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/023936438
ID情報
  • ISSN : 0913-5685
  • CiNii Articles ID : 110009627178
  • CiNii Books ID : AN10060822

エクスポート
BibTeX RIS