2006年 - 2008年
円形加速器を用いたミューオンイオン化冷却の基礎研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
次世代の大型加速器計画であるニュートリノ・ファクトリーやミューオン・コライダーを実現するためには、ミューオン・ビームのイオン化冷却技術確立が重要である。本研究では、円形加速器を用いた効率の良いビーム冷却を目指し、現実的なビーム冷却リングの設計を検討した。このなかで、ビーム冷却やビームの入出射に必要な長いストレートセクションを持つレーストラック型FFAGを新しく提案し、それをビーム冷却リングへ応用することを検討し、また、くさび型超流動ヘリウム減速材の開発を進めた。
- リンク情報
- ID情報
-
- 課題番号 : 18340065
- 体系的課題番号 : JP18340065