2015年11月
歴史的市街地における地域主体型観光イベントの企画運営方法についての研究-「八女福島白壁ギャラリー」を事例として-
都市計画論文集
- 巻
- 50
- 号
- 3
- 開始ページ
- 1145
- 終了ページ
- 1152
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.11361/journalcpij.50.1145
- 出版者・発行元
- The City Planning Institute of Japan
本研究では,伝統的建造物群保存地区を有する福岡県八女市福島地区で,歴史的町並みの魅力とともに,その内部で営まれる仕事や暮らしの魅力を表現すべく実施されている観光イベント,「八女福島白壁ギャラリー」の企画運営方法についてまとめた。この観光イベントの特徴の一つは,地域発意により始まったものであり,資金獲得も含め,全ての過程が地域コミュニティの主体的な取り組みで実施されてところにある。本研究では,こうした観光イベントを事例として,試行錯誤を重ね,地域で暮らす人々が自らの力で,観光イベントの企画運営を行おうとする過程を示した。また,こうしたイベントの実施成果についても検討し,参加者間の交流・ネットワークが育まれたこと,および地域や自らの暮らし・仕事を見つめ直す機会を提示したこと,の2点を成果とした。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.11361/journalcpij.50.1145
- ISSN : 0916-0647
- CiNii Articles ID : 130005107794
- CiNii Books ID : AN10276504