共同研究・競争的資金等の研究課題

2014年4月 - 2018年3月

ミャンマーの脱ドル化

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
26380352
体系的課題番号
JP26380352
配分額
(総額)
4,680,000円
(直接経費)
3,600,000円
(間接経費)
1,080,000円

本研究は、ミャンマーにおけるドル化の実態を調べ、同国がドル化を解消するための課題を明らかにすることを目的とした。第一に、外貨預金残高の時系列データを中央銀行から入手し、2000年代はじめの同国で、少なくとも指標上はドル化が進んでいたことを明らかにした。第二に、輸出入企業240社をサンプルとする企業調査を行い、企業が外貨預金を保有する動機について考察した。この調査から、企業間で非公式な外貨預金の売買を続けるために外貨預金が保有されていることが明らかになった。したがって、公式な外国為替市場を整備することがミャンマーにおけるドル化の解消につながると考えられる。

リンク情報
Kaken Url
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-26380352/26380352seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-26380352
ID情報
  • 課題番号 : 26380352
  • 体系的課題番号 : JP26380352