社会貢献活動

2012年2月23日

カフェ 「震災を忘れず、忘れられないために」


役割
出演
主催者・責任者
長神風二(東北大学大学院医学系研究科准教授)
イベント・番組・新聞雑誌名
第3回 倫理学者に聞く 傍らで暮らすこと―原子力発電所事故と倫理
場所・掲載箇所
カフェ「ルフラン」(仙台市青葉区中央2-9-7)

趣旨
大きな地震に引き続いて起こったのは、大きな事故でした。福島の浜通りとは比べるべくもありませんが、大きな事故は、地震で多くのものを失った私たちから更に多くのものを奪いました。全国からの注目を奪い、日々の生活の安心感を奪い、復旧のスピードを奪っていきました。あの事故はなぜ起こったのでしょうか。原子力発電所のような巨大なものは “持つ”ことに無理があったのでしょうか。こうした事故が起こった後で生きる現実的な道とはどのようなものでしょうか。技術を制御するために、技術に携わる人々が身につけるべき技術倫理とは何だったのでしょうか。また、技術を受ける側に、それにあたるものはあるのでしょうか。そして、「倫理」といったものが、「立ち止まろう」「スピードを落とそう」といった、ただの標語に終わることなく、そして、単なるブレーキに陥ることなく、実効的であるためには、どうしたらいいのでしょうか。研究者有志で第三