基本情報

所属
東北大学 大学院工学研究科・工学部 機械機能創成専攻 機能システム学講座 ナノ界面制御工学分野 助教
学位
工学(東北大学)

J-GLOBAL ID
201701015197098765
researchmap会員ID
7000020922

外部リンク

研究キーワード

  2

論文

  7

MISC

  5

講演・口頭発表等

  28

共同研究・競争的資金等の研究課題

  3

その他

  1
  • 2017年6月 - 2017年6月
    平成29年度は非摩擦条件下において形成されるタンパク膜の形成過程を明らかにする.血液中に含まれる血漿タンパク質はその透明性故に観察が困難である.そこで本研究では血漿タンパク質の内最も豊富に含まれるアルブミンに着目し,間接免疫蛍光染色法および蛍光顕微鏡を導入し血漿タンパク質を可視化することでアルブミンの吸着状態・過程を観察する.タンパク質は熱や圧力等の力学的条件によって容易に変性することから,それらを制御可能なタンパク質吸着試験機を開発・製作し,熱及び圧力がアルブミンの吸着過程に及ぼす影響を明らかにする.また吸着したアルブミンの変性状態を当研究室所有のFT-IR(フーリエ変換赤外分光光度計)を用いて測定し,変性状態がアルブミン吸着状態・過程に及ぼす影響について解析を行う.さらにアルブミンとフィブリノーゲンを混合させ,2種のタンパク質が混在する環境下における各タンパク質の吸着状態・過程を観察する.これにより吸着過程における各タンパク質の役割を実験的に解析し,タンパク膜形成機構における基礎的な吸着現象について解明を行う.また人工臓器内しゅう動部表面に形成されるタンパク膜の観察・解析を行い,タンパク膜を構成する各種タンパク質の膜内部における分布・変性状態を明らかにする. 平成30年度は当研究室で所有するピンオンディスク型摩擦試験機を用いてアルブミン及びフィブリノーゲンを含む溶液中における摩擦試験を行う.これによりしゅう動部において形成されたタンパク膜中に含まれる各種タンパク質の分布及び変性状態を解析し,非摩擦条件下において明らかにされた基礎的な知見を元に摩擦条件下におけるタンパク膜の形成機構を明らかにする.また人工臓器表面において形成されたタンパク膜との比較を行い,実機におけるタンパク膜形成現象との整合を検証する.