2009年 - 2011年
線虫G. elegansの忌避行動を制御するドーパミンシグナル伝達の逆遺伝学的解析
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
モデル動物・線虫C. elegansは、忌避匂い物質2-ノナノンを嗅ぐとこの匂いを学習して、行動パターンを変える事で遠くまで逃げるようになる。本研究では、C. elegansのこの匂い学習が、左右1対の介在ニューロンRICに対するドーパミンの作用によって制御される事などを明らかにした。本研究の成果は、いまだ不明な点が多い「哺乳類の脳におけるドーパミンの作用メカニズム」の解明に貢献できると考えられる。
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- 課題番号 : 21570187
- 体系的課題番号 : JP21570187