メディア報道

2019年3月12日

流れ藻が深海への炭素貯留に寄与する可能性 ~藻場を旅立った海藻のゆくえ~


種別
インターネットメディア
執筆者
本人
発行元・放送局
東京大学/東京大学大気海洋研究所
番組・新聞雑誌名
掲載箇所
プレスリリース

◆海産大型植物は沿岸で光合成により海洋表層のCO2を固定する。そして流れ藻となり、はるか沖合へ輸送され海底に堆積することで、海洋内部への炭素貯留に寄与することを発見した。
◆流れ藻の継続的な深海への輸送には、黒潮続流と呼ばれる定常的に沖合へ流れ去る海流が大きく関与していることを初めて示し、大気中のCO2削減に寄与する新しい炭素循環の経路の存在を明らかにした。
◆藻場のCO2削減効果や、海洋の炭素循環に与える流れ藻の役割解明に資すると期待される。

リンク情報
共同研究・競争的資金等の研究課題
海洋における炭素貯留効果におよぼす藻場由来バイオマスの定量的評価
URL
https://www.aori.u-tokyo.ac.jp/research/news/2019/20190312.html