基本情報

所属
東洋大学
学位
学士(法学)(2020年3月 日本文化大學)
修士(文学)(2022年3月 東洋大学大学院)

J-GLOBAL ID
202401013448974774
researchmap会員ID
R000077993

【現在の研究テーマ】

哲学史におけるキルケゴール思想の位置付けの再考(特にドイツ観念論との関係)

 キルケゴール思想は、20世紀に流行した実存思想において、その始祖であると過度に位置づけようとされたあまり、彼は現代的な実存思想という枠に閉じ込められすぎた。その結果、キルケゴールが批判しつつも多くを受容したはずのドイツ観念論(ドイツ古典哲学)の肯定的影響が見えづらくなってしまっている。

 しかし、例えば『死に至る病』の「関係としての自己」論に代表されるように、キルケゴールはドイツ観念論的な生成運動を単独者の生成運動に落とし込んでいるように見える。つまり、彼は、普遍的人間観や全体的世界観を打ち出してきたドイツ観念論を受容しつつ、「実存」という一見して正反対にも思える人間観を導出している。哲学史的な視野の広さでこの事情を捉えたときに、この事情は極めて奇妙に、かつ重要なファクターとして映る。

 以上の問題意識のもと、キルケゴールのドイツ観念論的文脈にフォーカスしながら、一見してその正反対とも思える「実存」がいかに出現したのかについて、哲学史的な視野で研究している。

yuya.01090711 [at] gmail.com


委員歴

  1

主要な論文

  5

書籍等出版物

  1

主要な講演・口頭発表等

  6

共同研究・競争的資金等の研究課題

  1