2013年4月 - 2016年3月
RNA分解酵素の発現制御によるスギの雌雄両性不稔化技術の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
遺伝子組換えスギを安定的に作製するために、遺伝子導入のターゲットとなる不定胚形成能力を有する胚性細胞の液体窒素中での保存技術を開発した。また、バルナーゼにより雄性不稔化したスギの不稔形質安定性と成長の健全性を温室栽培により確認した。また、雌性生殖器官での発現遺伝子を網羅的に解析し、栄養器官で発現しない遺伝子を特定し、これらの遺伝子の雌性生殖器官の発達段階別の発現様式を明らかにした。これらの成果は、種子による遺伝子拡散を抑制した無花粉スギの作製に活用できる。
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- 課題番号 : 25292093
- 体系的課題番号 : JP25292093