MISC

2006年2月

量子コンピュータは公開鍵暗号にとって脅威なのか?

情報処理
  • 小柴健史

47
2
開始ページ
159
終了ページ
168
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
社団法人情報処理学会

量子コンピュータが実現すると素因数分解等を効率的に解くことができ, RSA暗号等の公開鍵暗号の解読が可能となってしまうことが知られている.量子暗号として有名な量子鍵配送プロトコルはその性質から, 公開鍵暗号にとって変わるものではない.では, 量子コンピュータが実現してしまった場合, 現在のセキュリティ基盤を支える公開鍵暗号系の技術は崩壊してしまうのであろうか?本稿では, 敵対者として量子コンピュータが存在したとしても安全性が保たれるような公開鍵暗号系の技術の最新動向について紹介する.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110004081208
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00116625
ID情報
  • ISSN : 0447-8053
  • CiNii Articles ID : 110004081208
  • CiNii Books ID : AN00116625

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