氣駕恒太朗 (Kotaro Kiga) - マイポータル

基本情報

所属: 厚生労働省　国立感染症研究所治療薬・ワクチン開発研究センター室長

学位: 医学(東京大学)

連絡先: k-kiganiid.go.jp
J-GLOBAL ID: 201601013340638911
researchmap会員ID: B000252489

外部リンク: https://kaken.nii.ac.jp/d/r/90738246.ja.html

研究キーワード

研究分野

ライフサイエンス / 細菌学 /

経歴

2022年4月 - 現在

自治医科大学医学部感染・免疫学講座細菌学部門客員教授
2022年1月 - 現在

厚生労働省国立感染症研究所治療薬・ワクチン開発研究センター室長
2021年6月 - 2022年1月

自治医科大学医学部感染・免疫学講座細菌学部門准教授
2016年9月 - 2021年5月

自治医科大学医学部感染・免疫学講座細菌学部門講師
2014年11月 - 2016年8月

東京大学医科学研究所感染症国際研究センター細菌学分野特任助教
2014年3月 - 2014年10月

東京大学医科学研究所感染症国際研究センター細菌学分野特任研究員
2011年4月 - 2014年2月

Max-Planck-Institute of Immunobiology and Epigenetics 博士研究員
2008年4月 - 2011年3月

日本学術振興会特別研究員（DC1）

学歴

受賞

2022年3月

黒屋奨学賞細菌感染症におけるRNAの機能解明と抗菌治療への応用日本細菌学会
2021年

自治医科大学医学部最優秀論文賞
2019年

JMUシンポジウム講演優秀賞
2014年

東京大学医科学研究所創立記念ベストポスター賞

主要な論文

A bacterial small RNA regulates the adaptation of Helicobacter pylori to the host environment.

Ryo Kinoshita-Daitoku, Kotaro Kiga, Masatoshi Miyakoshi, Ryota Otsubo, Yoshitoshi Ogura, Takahito Sanada, Zhu Bo, Tuan Vo Phuoc, Tokuju Okano, Tamako Iida, Rui Yokomori, Eisuke Kuroda, Sayaka Hirukawa, Mototsugu Tanaka, Arpana Sood, Phawinee Subsomwong, Hiroshi Ashida, Tran Thanh Binh, Lam Tung Nguyen, Khien Vu Van, Dang Quy Dung Ho, Kenta Nakai, Toshihiko Suzuki, Yoshio Yamaoka, Tetsuya Hayashi, Hitomi Mimuro

Nature Communications 12(1) 2085-2085 2021年4月査読有り
281

Development of CRISPR-Cas13a-based antimicrobials capable of sequence-specific killing of target bacteria.

Kotaro Kiga, Xin-Ee Tan, Rodrigo Ibarra-Chávez, Shinya Watanabe, Yoshifumi Aiba, Yusuke Sato'o, Feng-Yu Li, Teppei Sasahara, Bintao Cui, Moriyuki Kawauchi, Tanit Boonsiri, Kanate Thitiananpakorn, Yusuke Taki, Aa Haeruman Azam, Masato Suzuki, José R Penadés, Longzhu Cui

Nature communications 11(1) 2934-2934 2020年6月10日査読有り筆頭著者
Epigenetic silencing of miR-210 increases the proliferation of gastric epithelium during chronic Helicobacter pylori infection.

Kotaro Kiga, Hitomi Mimuro, Masato Suzuki, Aya Shinozaki-Ushiku, Taira Kobayashi, Takahito Sanada, Minsoo Kim, Michinaga Ogawa, Yuka W Iwasaki, Hiroyuki Kayo, Yoko Fukuda-Yuzawa, Masakazu Yashiro, Masashi Fukayama, Taro Fukao, Chihiro Sasakawa

Nature communications 5 4497-4497 2014年9月4日査読有り筆頭著者
miR-212 and miR-132 are dispensable for mouse mammary gland development.

Hiroyuki Kayo, Kotaro Kiga, Yoko Fukuda-Yuzawa, Sebastian Hedlund, Kazuyoshi Murakami, Inti A De La Rosa-Velazquez, Tokuhiro Kimura, Kouji Shimoda, Masanobu Tanabe, Taro Fukao

Nature genetics 46(8) 802-4 2014年8月査読有り筆頭著者
Comprehensive silencing of target-sharing microRNAs is a mechanism for SIRT1 overexpression in cancer.

Kotaro Kiga, Yoko Fukuda-Yuzawa, Masanobu Tanabe, Shoji Tsuji, Chihiro Sasakawa, Taro Fukao

RNA biology 11(11) 1347-54 2014年査読有り筆頭著者責任著者
Global microRNA elevation by inducible Exportin 5 regulates cell cycle entry.

Yuka W Iwasaki, Kotaro Kiga, Hiroyuki Kayo, Yoko Fukuda-Yuzawa, Jasmin Weise, Toshifumi Inada, Masaru Tomita, Yasushi Ishihama, Taro Fukao

RNA (New York, N.Y.) 19(4) 490-7 2013年4月査読有り筆頭著者
An evolutionarily conserved mechanism for microRNA-223 expression revealed by microRNA gene profiling.

Taro Fukao, Yoko Fukuda, Kotaro Kiga, Jafar Sharif, Kimihiro Hino, Yutaka Enomoto, Aya Kawamura, Kaito Nakamura, Tsutomu Takeuchi, Masanobu Tanabe

Cell 129(3) 617-31 2007年5月4日査読有り

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MISC

国内外ファージ研究の状況と推進すべき研究開発戦略に関する提言

崔龍洙, 氣駕恒太朗, 渡邊真弥

JST-CRDS（研究開発の俯瞰報告書） 2021年3月
英国の情報サイトBioTechScopeにて、論文（Kiga et al. 2020 Nat Commun）の記事が2020の合成生物学分野で第２位。

https, biotechscope.com/our-top-synthetic-biology-articles-of

BioTechScope 2020年12月22日
国内外ファージ研究の状況と推進すべき研究開発戦略に関する提言

崔龍洙, 氣駕恒太朗, 渡邊真弥

JST-CRDS（研究開発の俯瞰報告書） 2019年3月

書籍等出版物

古くて新しい医術：ファージ療法

氣駕恒太朗

バイオミディア・生物工学会誌 2021年4月
耐性菌に対する抗菌ファージ技術

氣駕恒太朗, 崔龍洙

Medical Science Digest・ニューサイエンス社 2021年3月
ファージテクノロジーと現代医療

氣駕恒太朗, 崔龍洙

実験医学・羊土社 2020年11月
ファージと現代医学

氣駕恒太朗, 崔龍洙

Precision Medicine・北隆館 2019年4月
H. pylori慢性感染におけるmiR-210のエピジェネティックな抑制が、胃上皮細胞の増殖を亢進させる

氣駕恒太朗, 三室仁美, 笹川千尋

分子消化器病・先端医学社 2015年
免疫系統合におけるmicroRNAシステムの役割

氣駕恒太朗, 深尾太郎

感染・炎症・免疫・医薬の門社 2013年

講演・口頭発表等

Isolation and characterization of a broad-host-range staphylococcal phage for the loading of CRISPR-Cas system

Tan Xin-Ee, Kotaro Kiga, Shinya Watanabe, Yusuke Sato’o, Yoshifumi Aiba, Teppei Sasahara, Kanate Thitiananpakorn, Aa Haeruman Azam, Li, Feng-Yu, Longzhu Cui

第 66 回⽇本ブドウ球菌研究会 Web開催 2022年10月29日
Construction of a killer phage capable to eradicate MRSA USA300

Aa Haeruman Azam, Kohei Kondo, Tomohiro Nakamura, Shinjiro Ojima, Longzhu Cui, Kotaro Kiga

第 66 回⽇本ブドウ球菌研究会 Web開催 2022年10月29日
ファージ研究の最先端

氣駕恒太朗

大分大学グローカル感染症研究セミナー 2022年10月25日招待有り
ファージを制して感染症を制す

氣駕恒太朗

酪農学園大学獣医学セミナー 2022年7月20日招待有り
バクテリオファージの先端研究

氣駕恒太朗

早稲田大学先端微生物学講義 2022年7月7日招待有り
細菌を翻弄するバクテリオファージ ―薬剤耐性菌問題の救世主になり得るのか―

氣駕恒太朗

千葉大学真菌医学研究センターMonthlyセミナー 2022年4月19日招待有り
バクテリオファージを利用した細菌感染症の治療

氣駕恒太朗

第461回北里大学獣医学科セミナー＜Cutting Edge＞ 2021年12月14日招待有り
バクテリオファージを利用した次世代創薬研究 https://iseminar.weebly.com

氣駕恒太朗

iSeminar 2021年6月23日招待有り
バクテリオファージを用いた疾患治療法の開発（http://www.senri-life.or.jp/seminar-1.html）

氣駕恒太朗

千里ライフサイエンスセミナー 2021年5月21日招待有り
ファージを創る：次世代抗菌治療法の開発

氣駕恒太朗

早稲田大学学術講演 2021年4月17日招待有り
シンポジウム「あなたの知らないファージの世界」（オーガナイザー）

第94回日本細菌学会総会 2021年3月25日
SaPIを用いたファージ様パーティクルの合成方法

氣駕恒太朗

第65回日本ブドウ球菌研究会ワークショップ「ファージを利用してブドウ球菌感染症を克服する」（発表・オーガナイザー） 2020年10月16日
遺伝子標的型ファージ製剤の開発

氣駕恒太朗, 崔龍洙

第93回日本細菌学会総会 2020年2月21日
ファージを利用した遺伝子標的型殺菌剤の開発

氣駕恒太朗

日本細菌学会関東支部インターラボセミナー 2019年11月26日招待有り
薬剤耐性菌を選択的に殺菌するファージ製剤の開発

氣駕恒太朗

第102回日本細菌学会関東支部総会 2019年10月4日招待有り
Developing bacteriophage-based antimicrobials for killing antimicrobial-resistant bacteria.

Kotaro Kiga, XinEe Tan, Rodrigo Ibarra-Chávez, José R Penadés, Longzhu Cui

Oxford phage 2019 2019年9月11日
狙った細菌を選択的に殺菌する殺菌技術の開発

氣駕恒太朗, 李峰宇, XinEe Tan, 佐藤祐介, 渡邊真弥, 相羽由詞, Rodrigo Ibarra-Chávez, José R Penadés, 鈴木仁人, 崔龍洙

第92回日本細菌学会総会 2019年4月23日
ピロリ菌の小さなRNAを介した酸化ストレス耐性機構

氣駕恒太朗, Zhu Bo, 三室仁美

第11回細菌学若手コロッセウム 2017年8月2日
Identification of sRNAs regulating oxidative stress in Helicobacter pylori.

Kotaro Kiga, Zhu Bo, Hitomi Mimuro

第16回東京大学生命科学シンポジウム 2016年4月
Identification of sRNAs controlling respiratory chain in Helicobacter pylori.

Kotaro Kiga, Zhu Bo, Hitomi Mimuro

第89回日本細菌学会総会 2016年3月

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所属学協会

2021年4月

日本感染症学会
2020年8月

日本ファージセラピー研究会 (https://sites.google.com/view/jp-phage-therapy)
2017年9月

日本ブドウ球菌研究会
2017年7月

日本化学療法学会
2016年11月

ファージ研究会
2015年3月

日本細菌学会

共同研究・競争的資金等の研究課題

クラスター型ナノバイオロジクスによる革新的抗菌療法の開発

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2021年4月 - 2026年3月

氣駕恒太朗
薬剤耐性菌を殺菌する広宿主域バイオロジクスの開発

日本医療研究開発機構（AMED）新興・再興感染症研究基盤創生事業（多分野融合研究領域） 2020年12月 - 2023年3月

氣駕恒太朗, 鈴木仁人, 新谷正己, 末次正幸
薬剤耐性菌対策に資する新規遺伝子検査法・抗菌治療法の開発研究

日本医療研究開発機構（AMED）新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業 2020年4月 - 2023年3月

崔龍洙, 氣駕恒太朗, 渡邊真弥, 相羽由詞, 佐藤祐介, 笹原鉄平, 永沢善三
高い殺菌活性能を有するCRISPR-Cas13aを利用した細菌感染制御法の開発

公共財団法人MSD生命科学財団感染症領域 2020年12月 - 2022年12月

氣駕恒太朗
バクテリオファージの疾患治療への応用

自治医科大学自治医科大学医学部研究奨励金 2020年4月 - 2021年3月

氣駕恒太朗
バクテリオファージを用いた新規殺菌技術の開発

公益財団法人興和生命科学振興財団研究助成金 2020年4月 - 2021年3月

氣駕恒太朗
細菌感染症創薬に向けた新規抗菌カプシドの技術基盤の創出

AMED-CREST 2021年
腸内細菌叢から狙った細菌を選択的に除去する医薬品の開発に向けた新規殺菌技術の開発

AMED 2021年
バクテリオファージを用いた追撃型抗菌治療法の開発

日本学術振興会科学研究費助成事業若手研究 2018年4月 - 2020年3月

氣駕恒太朗
RNA標的型CRISPRシステム搭載ファージを用いた新規抗菌療法の開発

日本学術振興会科学研究費助成事業挑戦的研究(萌芽) 2017年6月 - 2019年3月

崔龍洙, 氣駕恒太朗
重点助成

大和日英基金 Daiwa-foundation Awards 2018年4月 - 2019年3月

Jose R Penades
バイオ技術を基盤とする先端医療に関する研究

公益財団法人持田記念医学薬学振興財団研究助成金 2018年4月 - 2019年3月

氣駕恒太朗
薬剤耐性菌に対する新規追尾型抗菌治療法の開発

日本医療研究開発機構（AMED） J-PRIDE 2017年4月 - 2019年3月

崔龍洙, 氣駕恒太朗, 渡邊真弥, 相羽由詞, 佐藤祐介, 笹原鉄平
ピロリ菌の病原性遺伝子塊に存在するsRNAの機能解明

日本学術振興会科学研究費助成事業若手研究(B) 2016年4月 - 2018年3月

氣駕恒太朗
ヘリコバクターピロリ新規エフェクターRNAの探索

日本学術振興会科学研究費助成事業挑戦的萌芽研究 2015年4月 - 2017年3月

三室仁美, 氣駕恒太朗
ピロリ菌の外膜小胞に含まれるRNAの同定とその機能解明

花王芸術・科学財団研究助成 2016年4月 - 2017年3月

氣駕恒太朗
ピロリ菌が分泌するエフェクター様RNAの探索と解析

日本学術振興会科学研究費助成事業研究活動スタート支援 2014年8月 - 2016年3月

氣駕恒太朗
赤痢菌感染におけるmicroRNAの機能解明

日本学術振興会科学研究費助成事業特別研究員奨励費 2008年 - 2010年

氣駕恒太朗

氣駕恒太朗

基本情報

研究キーワード

研究分野

経歴

学歴

受賞

主要な論文

MISC

書籍等出版物

講演・口頭発表等

所属学協会

共同研究・競争的資金等の研究課題

産業財産権

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