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- 担当区分
- 単著
- 出版者・発行元
- アム・プロモーション
- 総ページ数
- 309
- 担当ページ
- DOI
- ISBN
- 4944163460
博士学位論文をもとに縄文土器の持つ豊富な情報を、形式と儀礼という観点で整理し、その社会的・象徴的意義の考察を試みた。第1部は、儀礼利用という観点で先行研究を整理した上で、縄文時代の様相を見渡した。第2部では、そこから3つの文化を選んで、カテゴリの成立、継承・変容、共有・対立という方法論のケーススタディとして分析した。第3部では時期を通じた共通性から、製作・使用・廃棄の各段階において、共通して異質な二者の対立と融合という志向を読み取り、「象徴操作」と名づけた。