書籍等出版物

2013年3月

縄文時代異形土器集成図譜Ⅰ 2012年度國學院大學特別推進研究「先史世界における特殊器種・異形土器の社会的意義と象徴操作」成果報告書

  • 中村耕作
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  • 蜂屋孝之
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  • 平原信崇
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  • 菅沼亘
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  • 宮内信雄
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  • 加藤元康
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  • 馬場羽瑠桂
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  • 今井哲哉

担当区分
編集
担当範囲
「縄文土器の異形化と特殊器種の出現-本書の趣旨と展望-」「西関東・中部地方の釣手土器・異形台付土器」「下部単孔土器(平原信崇と共著)」「双口土器・双子土器」
出版者・発行元
國學院大學文学部考古学研究室
総ページ数
120
担当ページ
1-6、29-39、65-75、95-105、109-116の一部

平成24年度國學院大學特別推進研究の代表者として実施した「先史世界における特殊器種・異形土器の社会的意義と象徴操作」の報告書として編集・刊行したもの。学位論文以後の自身の研究の方向性の1つとして、土器の「異形化」現象に注目し、縄文時代後期中葉~後葉の東日本における異形土器の集成・本学所蔵資料の図化とその基本的性格の考察を行った。
中村が執筆した総論おいては、各種の異形土器群が中葉前半、中葉後半、後葉の各段階において、西関東、東関東、東北と分布の中心を移すこと、同時期に発生した異形台付土器と釣手土器(香炉型土器)のその後の盛衰に差が見られること、これらの祖形が注口土器であり、注口土器の異形化の延長線上に新たな異形土器の器種が出現した可能性があること、それらの盛行時期が土器の儀礼利用が盛んになる時期と重なることなどを指摘し、異形土器の持つ社会的意義を示した。