論文

査読有り
2011年

土器カテゴリの継承・変容--釣手土器の成立と展開における地域差

考古学研究
  • 中村 耕作

58
2
開始ページ
33
終了ページ
53
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
考古学研究会

縄文時代中期の釣手土器を素材として、土器に関するカテゴリ認識の継承と変容をめぐる問題を論じる。カテゴリ認識とは、当時の人々の土器に対する性格や価値・象徴に関する分類認識であり、諸属性の分析を総合化して検討する。本稿では、装飾、打ち欠き行為、出土状況などを総合的に分析し、中期中葉における顔面把手から釣手土器への基本的性格の継承、中期後葉における釣手土器の各種型式の並存と、出土状況・保有数に見られる取り扱いの変化や複数属性の変異の重複からカテゴリ認識の時期差・地域差を明らかにした。

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/40019028724
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00371939
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/11280103