2017年5月
縄文時代中期末葉から後期初頭柄鏡形住居床面の石棒・土器・屋内土坑
史峰
- 巻
- 45
- 号
- 開始ページ
- 1
- 終了ページ
- 18
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
4本の石棒が並置されていた東京都緑川東遺跡SV1を位置付けるため、縄文時代中期末葉/後期初頭の柄鏡形住居の張出部における床面に土坑状の掘り込みを持ったものや、石棒を伴うもの、完形土器を伴うものを集成・類型化した。また、SV1の埋没過程の復元を試みや。これらが住居空間内での葬送儀礼に伴う可能性については確証は得られなかったが、今後はこうした点を考慮した調査・研究が必要である。