講演・口頭発表等

2015年3月

日本語学習者及び教師の変容研究とその方法―「複線径路・等至性アプローチ(TEA)」を例とした可能性―

言語文化教育研究学会 第1回年次大会

記述言語
日本語
会議種別
シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)

3名の韓国人高校日本語教師がどのような環境要因や社会的な制約・支援を受けて、ビリーフ及びそれに基づく行動を変容させるのか、また、教師教育者はどのように教師の成長をサポートできるかを探ることを目的として研究を行った。分析には、質的研究の方法である「複線径路等至性アプローチ(TEA)」を用い、TEM(複線径路等至性モデル)図を描いて可視化した。3名では多様な経路が描かれたが、「生徒の態度」という教授環境が最も大きな要因となり、ビリーフと授業実践のずれの一つの要因となっていることがわかった。