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はじめに
世界中のいろいろなミュージアムに出かけては、心の糧にしています。
ここでの「ミュージアム」の定義は、美術館、博物館、歴史資料館、文学館などをはじめ、 芸術的・学術的意義の高いものを展示する施設(神社仏閣、天然物)などを含んでいます。
要するに、私が「ミュージアム」と思ったものをあげています。
*古い記事や、その他の関連記事は、「アーカイブ」の「キャビネット」に入れます。
ミュージアム

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本 人類史を描く

話題沸騰中のChatGPTに人類史について聞いてみました。

 

ChatGPTの機転の利いた回答に吹き出しそうになります。

しかし、重要なことに気づいてしまいました。

仮に、ChatGPTが示した通り、人類史において、リンゴがエデンの園のもので、原罪の発生を史実だとするなら、一番左端のサルは・・・人類がサルから進化したことを暗示していることになり、聖書の雰囲気を醸し出しながらも、アッシャー・クロノロジをもぶっ飛ばす程の勢いの気宇壮大な人類史を、AIが、絵文字だけで表現したことになります。

また、ChatGPTは、人類のこれからのことは分からないと言いだす始末ですが、人類に終末は到来しそうにない絵文字の数々に、どこか、安堵を覚えるのはそうした理由だけではないのかもしれません。

真の人類史の未来を描くのは、将来の人間たちであってほしいものです。

 

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美術・図工 Midjourney 作品(20220812)

絵心のあるAIとして名を馳せつつあるMidjourneyに依頼した作品です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

”Draw an art for the global peace of everyone.”

 

 

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遠足 鎌倉・鶴岡八幡宮

【Google Map】

鎌倉にある鶴岡八幡宮です。

私は、幼少の頃から歴史が好きで、日本史の研究者になりたいと思っていたので、その頃の私を知っている人は、間違いなく、私がそうした方面の学者になったと今でも信じていると思います。

今年はNHKの大河ドラマで正に鎌倉時代が取り上げられていますが、時に、北条時行と言う歴史上の人物を描く漫画があるらしいですね(『逃げ上手の若君』)。

私は、彼が活躍する「中先代の乱」を大学入試の全国模擬試験でただ一人正答出来たことがあって、関係者から驚かれたことがあります(少なくとも小学校の頃には既に知っていました)。私が大学受験した頃の山川の日本史用語集でいうと、①~②くらいの扱いだったと記憶していますので、北条時行自体を知らない人も多いと思います。彼は鎌倉幕府滅亡後も、3度も鎌倉を奪還するという壮絶な戦いを繰り返したのです。あんな狭い所で迷惑極まりない。。こちらの方がまだ大河ドラマ受けする展開だとは思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このコマのアングルは、鶴岡八幡宮から若宮大路と相模湾方面を見ている感じですかね?政治の中枢である政所なども八幡宮近くに設けられていたはずですので、北条氏の子供があの界隈をちょこまかしていても確かに不思議ではないと思います。

以下の写真は、私が2018年元旦に参拝した時のもので、正に本宮の頂上から見下ろしています。鎌倉市街と海方面を眺めるには、八幡宮のこの辺りから見下ろすのが手っ取り早いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

桜が咲く頃を描いたようでもありますが、ここは桜の名所としても知られています。昨年、私が桜を見に行った時には、コロナの影響で狛犬もマスクをつけておりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コロナはいつ終わるのかわかりませんし、世界も戦乱の渦中に舞い戻りそうな気配濃厚な中、鎌倉は、これからも静かな街であって欲しいです。

 

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会議・研修 北京動物園

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2009年6月中旬、中国・北京で開催されたIEEE国際会議(IEEE the 3rd International Conference on Bioinformatics and Biomedical Engineering(iCBBE 2009))で発表参加した折に訪問した「北京動物園」です。北京滞在中は、暇を見つけて各種の世界遺産も訪問したのですが、本場のパンダを観察したいので、ついでに立ち寄ってみました。




















動物園内にある「大熊猫館」の入口を入って直ぐに標本が展示されていました。
骨格標本(パンダの中身)ですね。
注目すべき点は、解剖学的にパンダの前肢の指は特異的な特徴があって、「種子骨」と呼ばれる部位が発達していて、骨格的にも「6本」あるかのように見えることが確認できます(実は、「7本目の指」もあるのですが、写真には写っていません)。これで笹や枝とかを上手に掴むことが出来ます。




















更に進むと、次は、たれぱんだ(抜け殻)です。
昼ごろだったせいもありますが、6月で暑かったにしても、一頭のみならず、揃いも揃って怠惰で呑気で無防備で無気力全開。変な共感も覚えつつ、先へと行きます。
起きている子は居ないんでしょうか。




















一頭だけ奥の日陰で笹を食べてる子がいたので、中国人の観光客らと写真を撮った所です。
見てるこっちまでが骨抜きになると中国人たちも嬉しそうでした。
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会議・研修 シドニー水族館

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暑い日が続いていると、涼しいことを思い浮かべたくなります。丁度7年ほど前の2012年7月にISA(国際社会学会)RC33国際会議がシドニー大学で開催された折に訪問した「シドニー水族館」です。




















子供たちを集めて簡単なレクチャーも随時開催されているようでした。




















ナマズの一種だと思います。岩場からいきなり出てきて目があったので、撮影してしまいました。しかし、具体的な名前が判然とせず、学術名なども分かりませんでした。ご存知の方はご教示頂けると幸いです。




















これも知らない魚でした。こういう未知との遭遇も何気に楽しいです。
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理科・実験 ノーベル賞

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今年は、日本人が3年連続の受賞。
日本の研究水準等が話題になっています。
また、これとは違いますが、統計関係でイグノーベル賞を受賞された方(股のぞきの知覚心理学)も出て、統計数理研究所でも少し話題になっていました。

・・・
私が2013年に、スェーデンのストックホルムで開かれたISAGA(国際シミュレーション&ゲーミング学会)で発表参加した際に訪問した
ノーベル博物館」です。


前年2012年に受賞された山中先生の手書きのサインが入った椅子(裏返し状態)です。
この日は、生憎、カフェの厨房が工事中で、営業しておらず、受賞者が晩餐会で食すと言うケーキなどを頂くことはできませんでした。でも、逆に言えば、お客がいないため、カフェの椅子の裏に書かれているサインを幾らでも裏返して見ることができました。幸い、2回目で山中先生のサイン入りの椅子を発見。


これが有名な受賞メダルを象ったチョコレートです(表と裏)。
少し苦めの味がしました。


益川先生や山中先生は、箱ごとまとめて何箱も爆買いしたという武勇伝を聞き及んでおりますが、私はまだまだ修行中の身ですので、10個入りを2袋だけ、お土産に購入しました。
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サンタ・クローチェ聖堂

【世界遺産】
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2010年10月、フィレンツェのサンタ・クローチェ聖堂を訪問。
ここは、ウフィツィ美術館から東へ少し行った所にある教会です。ミケランジェロやガリレオ他、多くの著名人たちの墓所で、エンリコ・フェルミもここで眠っているそうです。

静々と、入りましょう。
この教会の床には、ところどころ墓碑銘があって、柵などで囲っていないものもあります。現地の人には、気にしないで、その上をスタスタ歩いている人もいますが、踏んだりしては、冒涜になりそうなので、私はステンドグラスなどを見上げたりしつつも、恐る恐る避けて歩いたほどです。

ステンドグラスは勿論、周囲を飾っている幻想的でインスピレーションに満ちた絵画が美麗で、これらを見ているだけでも来た甲斐があると感じられました。
中は、「フラッシュ禁止」としか明示されていなかったので、 「撮影そのものはOK」でした。
(今後変わるかもしれないので、訪問時にご確認ください)


キリスト誕生のシーンを描いた絵画も教会内を歩いていて見つけました。
他にも見事な絵画もありましたし、静かな庭園は、独りで物思いに耽るのに良い所でしょう。関心のある方は、訪問されると良いと思います。

教会前の広場は、大勢人が集まっていていつも賑やかです。私が行った昼過ぎには、ドイツ語が飛び交っていたので、世界中から集まってくるようですね。 また、広場には、大道芸人や演奏家たちが芸を披露していて、楽しませてくれました。
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ドゥオモ:サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂

【世界遺産】
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2010年10月に訪問した、フィレンツェのドゥオモです。要するに、英語で言うところの「ドーム」ですね。サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂と言う名称が正式で、「花の聖母マリア」の意味があるそうです。勿論、中に入ってみることも出来ます。順番待ちをしていることも多いのですが、並んで待ってみる価値はあります。

システィーナ礼拝堂の天井画には及ばないかもしれませんが、 壮麗なまでに「最後の審判」を描いているのが分かりました。ヴァザーリらが描いた絵のはずです。


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ストロッツィ宮殿

【世界遺産】
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2010年10月に訪問した、比較的清楚な感じの宮殿です。
普段は、フィレンツェの文化的事業や行政関係に使われているそうで、 普段は一般公開していないようです。でも、私が来訪していた時期は、幸運にも、フィレンツェの文化にも貢献した「ブロンジーノ」の展覧会がこの宮殿内で開催中で、 中を自由に見るだけでなく、ブロンジーノの絵画の数々を見ることができました。ブロンジーノの作風は、現代にも通じる写実性にあるように感じました。



ところで、訪問時に、ウフィツィ美術館の半券を持っていくと、入場料が半額になるという特典まで享受できました。各美術館などで貰える案内パンフなどに、イタリア語や英語で半額になると明記されていたので、私は受付嬢に半券を自分から見せて半額にしてもらいました(逆に言うと、受付嬢は何も言ってくれない・・・)。
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東郷青児美術館

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2010年11月、薩摩生まれの東郷青児を記念した「損保ジャパン東郷青児美術館」へ出かけました。
彼は、独特の美人画で有名です。1度、行ってみたいと思いつつ、なかなか機会がありませんでした。この数日前に、地下鉄に乗っていると、 「ウフィツィ美術館 自画像コレクション」展が開催中と広告が出てました。ちょうど、この年10月下旬にイタリア・フィレンツェのウフィツィ美術館を訪問してきたばかり。

ウフィツィ美術館の「ヴァザーリの回廊」に飾られている画家たちの肖像画コレクションの一部が来ているなんて、偶然でも、意味深に感じました。イタリアへ行った時は、当然これらを観ることはできなかったので、出かけてみました。

美術館は、損保ジャパン本社の42階にあります。
小さな美術館ですが、ゴッホの「ひまわり」も所蔵している凄い美術館です。館内の写真撮影は出来ませんでしたので、あしからず・・・。

この企画展では、ル・ブランの可愛らしい自画像、
そして、常設展では、東郷青児の独特の女性画が気に入ってしまって、ポストカードを買いました。
ル・ブラン】(Wikipedia内のパブリックドメイン絵画へのリンク)

このル・ブランの絵画には、彼女自身だけではなく、マリー・アントワネットも描かれています。ル・ブランは、マリーのお気に入りの女性画家だったそうです。しかし、「あの革命」で、マリーが処刑されると、ル・ブランは失意に沈んでしまったと言います。その後も活躍はしますが、この肖像画で描かれているような明るい笑顔は・・・。そう考えてみていると、何だか切なくなってしまいました。
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