基本情報

所属
新潟大学 災害・復興科学研究所 複合・連動災害研究部門 准教授
学位
博士(理学)(大阪市立大学)

ORCID ID
 https://orcid.org/0000-0003-2266-8485
J-GLOBAL ID
200901035123539253

外部リンク

「フィールド地質学」を研究の基礎として,新第三紀から第四紀の火山や現在噴火する活火山に関わる地質・地形を対象とし,火山性堆積物(火山岩も時として含む)の堆積学的・堆積地質学的・記載岩石学的研究をしています。また,非火山性の堆積物や地形も普遍的に取り扱います。大きなテーマは,火山学×堆積学,地質学×地形学など分野融合から得られる新しい地層観と地形観を構築することです。

「火山版Source-to-Sink」
火山が噴火し,火砕流や噴煙からもたらされた火山灰や軽石が一度地表面に定置することから始まり,それが突発的な土石流や洪水となって河川を流下し,湖や海に至る,という表層での一連の過程や機構を,定性・定量的に解析し,明らかにすることを目的としています。
噴火の影響は山体やその近傍だけに留まるのではなく,突発的にも恒常的にも山体の外に向かって広域に拡散していきます。火山灰・軽石を「給源火山から果ての果てまで追跡し」その地層・地形形成の過程や背景にある現象を理解することを試みます。過去の現象の復元と現行過程の作用や機構の解析を行い,将来起こりうる現象や環境の予測を目指しています。また,災害という側面だけでなく,火山と人との関わりにも興味があります。

研究内容
1. 噴火時,噴火後の火山土砂移動・堆積現象(火山泥流・ラハール)とその災害
2. 火山噴火史と火山泥流史:噴火と火山泥流の履歴・様式・規模・頻度
3. 海底・湖底タービダイトとその発生機構
4. 古洪水研究:巨大洪水流の堆積学・地形学・地質学・古水文学的解析と復元
5. 冠雪活火山地域の融雪を介した火山土砂輸送:火山雪氷水文学
6. 地中レーダ探査の火山砕屑物への応用
7. 火山活動・テクトニズム・気候変動の制御要因と段丘・扇状地・平野の形成・発達過程
8. 水中(海底・湖底)噴火の作用と機構
9. カルデラ噴火後の諸現象
10. 噴火や火山泥流による地表の撹乱と人間活動や過去の罹災復元(地考古学)

研究キーワード

  4

委員歴

  12

論文

  67

MISC

  11

書籍等出版物

  1
  • 長橋良隆, 片岡香子, 中澤なおみ(担当:分担執筆, 範囲:猪苗代湖湖底堆積物コア(INW2012)からみた猪苗代湖の形成と年代)
    福島民報社  2016年3月 

講演・口頭発表等

  5

共同研究・競争的資金等の研究課題

  22

その他

  1
  • 火山 堆積学研究 第四紀研究 地球科学 地質学雑誌 Journal of Natural Disaster Science(日本自然災害学会) Bulletin of Volcanology Earth Surface Processes and Landforms Geological Society of America Bulletin Geomorphology International Journal of Earth Sciences (Geologische Rundschau) IAS (International Association of Sedimentologists) Special Publication Island Arc Journal of Mountain Science Journal of South American Earth Sciences Journal of Volcanology and Geothermal Research New Zealand Journal of Geology and Geophysics Palaeogeography, Palaeoclimatology, Paleoecology Quaternary International Quaternary Research Scientific Reports Sedimentary Geology Sedimentology