論文

2017年12月

被災地で働く単科精神科病院の看護師を対象にしたアロマテラピー・トリートメント実施後における気分変化の検討

アロマテラピー学雑誌
  • 荒井 春生
  • ,
  • 植田 麻実
  • ,
  • 園田 和子
  • ,
  • 小畑 匡子
  • ,
  • 連記 成史

18
2
開始ページ
8
終了ページ
16
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(公社)日本アロマ環境協会

目的:特定被災地域で働く精神科病院の看護師を対象に、アロマテラピー・トリートメント(介入群)、キャリアオイルのみのトリートメント(対照群)に分け、Profile of Mood States-Brief Form Japanese Version(以下:POMS短縮版)を用いて気分変化の検証を行った。方法:POMSはアロマテラピーの直前、直後、1日後、2日後に測定した。採点は6項目ごとに標準化(以下:T得点)に算出し解釈した。気分障害の大まかな指標として、Total Mood Disturbance(以下:TMD得点)を用い、1要因の分散分析で解釈した。結果:6項目のT得点変化から、両群は抑うつ患者に見られる「谷型」を示し、特に「疲労」が強いことが明らかとなった。TMD得点を見ると、対照群は1回目と2回目に有意差を認めた(p<0.001)のに対して、介入群は1回目と2回目(p=0.029)、1回目と3回目(p=0.047)に有意差を認め、アロマテラピー・トリートメントの効果は3回目(2日後)まで持続したことが認められ、その効果はキャリアオイルのみのトリートメントよりも持続性があることが示唆された。(著者抄録)

ID情報
  • ISSN : 1346-3748
  • 医中誌Web ID : 2018081676

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