2012年 - 2015年
寒冷地におけるコンクリート構造物の塩害に対する照査基準の提案
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
凍害環境下でコンクリート表面の液体が結氷する場合の限界塩化物イオン濃度は,結氷がない場合の限界塩化物イオン濃度よりも10%~30%程度小さく設定する必要があると言える.また,凍害環境下においてコンクリート中への塩化物イオン浸透を予測する場合,一般的に算出される表面塩化物イオン量を2倍に設定することで,凍結融解作用に伴う,コンクリート内部での塩化物イオンの濃縮現象を安全側に見積もることができる.
- ID情報
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- 課題番号 : 24760345
- 体系的課題番号 : JP24760345