工藤起来 (Kazuyuki Kudô) - マイポータル

基本情報

所属: 新潟大学人文社会科学系（教育学部）教授

学位: 博士（理学）(1999年3月金沢大学)

J-GLOBAL ID: 202101017320488315
researchmap会員ID: R000026117

研究分野

ライフサイエンス / 生態学、環境学 / 昆虫社会学

経歴

2022年5月 - 現在

新潟大学人文社会科学系（教育学部）, 教授
2006年10月 - 2022年4月

新潟大学人文社会科学系（教育学部）, 教育学部, 准教授
2005年4月 - 2006年8月

サンパウロ州立大リベランプレト校, 哲学学部, 日本学術振興会海外特別研究員
2000年4月 - 2003年3月

岐阜大学, 農学部, 日本学術振興会特別研究員（PD）

論文

Mating and post-hibernation ovarian development in stylopized and non-stylopized queens of the hornet Vespa analis (Hymenoptera: Vespidae)

36(1) 86-95 2024年2月査読有り筆頭著者責任著者
Body size of female strepsipteran Parasites (Strepsiptera, Xenidae, Xenos) depends on several key factors in a vespine wasp (Hymenoptera, Vespidae, Vespa)

Kazuyuki Kudos, Wataru Oyaizu, Rikako Kusama, Yuki Yamaguchi, Shinsaku Koji

Insects 2024年査読有り筆頭著者責任著者
Effect of environmental factors on strepsipteran parasite abundance in Vespine wasps (Hymenoptera: Vespidae)

Kazuyuki Kudô, Wataru Oyaizu, Rikako Kusama, Kohei Yamagishi, Yuki Yamaguchi, Shinsaku Koji

Sociobiology 2024年査読有り筆頭著者責任著者
新潟西港地域におけるアリ相

山口勇気, 土田頼, 小路晋作, 工藤起来

蟻 44 39-44 2023年査読有り最終著者
小学生を対象としたヒアリの同定体験教室―小学校理科への応用―

山口勇気, 工藤起来

長岡技術科学大学教職年報 (8) 32-38 2022年3月31日最終著者
Polymorphic microsatellite loci for the primitively eusocial wasp Ropalidia fasciata (Hymenoptera: Vespidae)

Kazuyuki Kudô, Shin'ichi Katada, Eisuke Hasegawa, Shin'ya Igarashi, Norie Sekihara, Yuki Yamaguchi, Kazunori Yamahira, Shinsaku Koji

Far Eastern Entomologist 452 12-16 2022年3月査読有り筆頭著者責任著者
Yearly and seasonal changes in species composition of hornets (Hymenoptera: Vespidae) caught with bait traps on the sea of Japan coast

Kazuyuki Kudô, Wataru Oyaizu, Rikako Kusama, Kohei Yamagishi, Yuki Yamaguchi, Shinsaku Koji

Far Eastern Entomologist 426 10-18 2021年査読有り筆頭著者責任著者
新潟市のセグロアシナガバチの初期コロニーにおけるオスの生産

須貝将士, 長沼友里子, 渡邉可奈子, 工藤起来

新潟大学教育学部研究紀要 (自然科学編) 13(2) 15-18 2021年最終著者責任著者
Seasonal changes in abundance and composition of colonies of the Attine ant Strumigenys incerta

Yuki Yamaguchi, Satoru Iwanishi, Kazuyuki Kudô

Journal of the Myrmecological Society of Japan 41:47-53 41 47-53 2020年査読有り最終著者
ジグソー学習法による昆虫標本を用いた学習支援ー小学校理科授業の実践を通してー

山口勇気, 山口友里子, 工藤起来

日本科学教育学会研究会研究報告 34(5) 49-52 2020年最終著者
Polymorphic microsatellite loci in the Ponerine ant Cryptopone sauteri (Hymenoptera: Formicidae)

Yuki Yamaguchi, Koji Makita, Mitsuyoshi Yumigeta, Kazuyuki Kudô

Journal of the Myrmecological Society of Japan 40 19-22 2019年査読有り最終著者
Effect of seasonality on rates of gregarine infection in workers of a social wasp Polybia paulista (Hymenoptera, Vespidae)

Kazuyuki Kudô, Makoto Hasegawa, Sidnei Mateus, Ronaldo Zucchi, Fabio S, Nascimento

Neotropical Entomology 48(3) 368-372 2019年査読有り筆頭著者責任著者
Levels of parasitism of Xenos myrapetrus (Strepsiptera;Stylopidae) and its seasonal changes in the swarm-founding wasp Polybia paulista (Hymenoptera, Vespidae)

Kazuyuki Kudô, Makoto Hasegawa, Sidnei Mateus, Ronaldo Zucchi, Fabio S, Nascimento

Neotropical Biodiversity 4(1) 74-76 2018年査読有り筆頭著者責任著者
Seasonal cycle of the nest composition in the Ponerine ant Cryptopone sauteri (Hymenoptera; Formicidae)

Yuki Yamaguchi, Hiromi Yazawa, Satoru Iwanishi, Kazuyuki Kudô

Sociobiology 64(4) 393-397 2017年査読有り最終著者
Nestmate larval discrimination by workers in the swarm-founding wasp Polybia paulista

Kazuyuki Kudô, Lucas A. Oliveira, Sidnei Mateus, Ronaldo Zucchi, Fabio S, Nascimento

Ethology Ecology & Evolution 29(2) 170-180 2017年査読有り筆頭著者責任著者
身近な動物を利用したフィールド科学ー昆虫, クモ, ダンゴムシ, オタマジャクシ, メダカ, プランクトンを例としてー

工藤起来, 山口勇気, 佐藤雄二

新潟大学教育学部研究紀要 (自然科学編) 9(1) 45-50 2016年筆頭著者責任著者
Polymorphic microsatellite loci in the independent-founding wasp Polistes versicolor (Hymenoptera: Vespidae)

Yumi Takahashi, Ayano Yamada, Sidnei Mateus, Ronaldo Zucchi, Fabio S. Nascimento, Kazuyuki Kudô

Sociobiology 63(2) 841-844 2016年査読有り最終著者責任著者
Differences in body sizes physiological conditions among castes in the Ponerine ant Cryptopone sauteri (Hymenoptera, Formicidae)

Yuki Yamaguchi, Hiromi Yazawa, Satoru Iwanishi, Kazuyuki Kudô

Entomological Science 19(2) 124-128 2016年査読有り最終著者
新潟県海岸地域におけるアリ相;環境;教育教材としてのアリ類の利用

山口勇気, 土田大輔, 工藤起来

新潟大学教育学部研究紀要 (自然科学編), 8(1):29-39 8(1) 29-39 2015年最終著者
Ambien temperature influences geographic changes in nest colony size of Polistes chinensis;antennalis Pérez (Hymenoptera, Vespidae)

Satoshi Hozumi, Kazuyuki Kudô, Haruo Katakura, Sôichi Yamane

Sociobiology 62(1) 88-91 2015年査読有り

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MISC

特定外来生物「ヒアリ」を題材とした企画展の開催と理科教育学的価値

山口勇気, 工藤起来

長岡技術科学大学教職年報 10 22-30 2024年3月最終著者
幼稚園や小学校における身近な動植物を利用した活動

志賀隆, 工藤起来

『幼児期の終わりまでに育ってほしい姿』をはぐくむ教育・指導の研究及び方法に関する報告書 28 2017年最終著者責任著者
南米の多女王制アシナガバチ類における社会組織

工藤起来

昆虫と自然, 41(10):27-30 48(2) 10-13 2013年筆頭著者最終著者責任著者
佐潟におけるベイトトラップによるスズメバチ相の調査

工藤起来

佐潟ニュース 49 3-4 2010年筆頭著者最終著者責任著者
巨大なコロニーをつくるアジェライア・ヴィシナ

工藤起来

昆虫と自然, 41(10):27-30 41(10) 27-30 2006年筆頭著者最終著者責任著者
多様な分化を遂げた新熱帯のアシナガバチ類

工藤起来

昆虫と自然 40(8) 42-46 2005年筆頭著者最終著者責任著者
巣づくりと子育てと—アシナガバチの労力分配

工藤起来

インセクタリ;ゥム 36(5) 128-131 1999年筆頭著者最終著者責任著者

書籍等出版物

The biology of Swarm-founding Epiponine wasp, Polybia paulista. In Neotropical Social Wasps – Basic and applied aspects (Eds. F. Prezoto, F. S. Nascimento, B. C. Barbosa, A. Somavilla)

Kazuyuki Kudô (担当:共著, 範囲:pp. 127-145)

Springer Nature Switzerland AG 2021年
伊藤さんとのブラジル滞在とアシナガバチ『生態学者・伊藤嘉昭伝もっとも基礎的なことがもっとも訳に立つ』

工藤起来 (担当:共著, 範囲:pp.332-337)

海游舎 2017年
巣作りと子育てアシナガバチの母親が抱える葛藤『茨城の動物たち教師の卵フィールドに出る』

工藤起来 (担当:共著, 範囲:pp.175-176)

STEP 2012年
Modification of morphological characteristics by endoparasites in workers of the swarm-founding wasp Polybia occidentalis. In Social Insects: Structure, Function, Behavior (ed. E.M. Stewart)

Kazuyuki Kudô, Hitomi Ohka, Ronaldo Zucchi (担当:共著, 範囲:pp. 83-96)

Nova Science Publishers, Hauppauge, NY. 2011年

講演・口頭発表等

多角的に観察可能な昆虫標本の教材化ー小学校理科における教材開発と実践ー

山口勇気, 山口友里子, 浅野涼太, 工藤起来

日本生物教育学会第108会全国大会 2024年1月7日
侵入個体に対する防衛行動の可塑性

金澤真希, 田井治清吾, 工藤起来

日本動物行動学会第42回大会 2023年11月4日
セグロアシナガバチの初期コロニーにおける半数体オスの生産

田井治清吾, 五十嵐桃子, 工藤起来

日本動物行動学会第42回大会 2023年11月4日
セグロアシナガバチの越冬メスの分散様式

市橋柊威, 大嶋涼介, 田井治清吾, 須貝将士, 工藤起来

日本動物行動学会第41回大会 2022年11月24日
多雌の創設メスは別コロニーの創設メスの優劣関係を区別して攻撃する？

金澤真希, 山上雄万, 五十嵐桃子, 小路晋作, 工藤起来

日本動物行動学会第41回大会 2022年11月23日
乗っ取りメスの選択ー乗っ取りメスとホストメスの血縁関係ー

須貝将士, 大嶋亮介, 渡邉陸, 工藤起来

日本動物行動学会第40回大会 2021年9月22日
巣間の距離がワーカーによる非巣仲間への攻撃性に及ぼす影響

須貝将士, 工藤起来

日本動物行動学会第39回大会 2020年11月
オキナワチビアシナガバチにおける創設メス間の優劣関係：頭部模様の影響

須貝将士, 濱本季秋, 土田浩治, 岡本朋子, 小路晋作, 工藤起来

日本動物行動学会第38回大会 2019年11月
余力があるならオスも作ってしまえ！〜オキナワチビアシナガバチの初期コロニーの事情

島岡駿, 濱本季秋, 伊藤夢, 関原永惠, 五十嵐俊也, 片田真一, 山平寿智, 工藤起来

日本動物行動学会第37回大会 2018年9月
クロコウスバカゲロウ幼虫による捕食活動の年次変化

樋口諒, 山口勇気, 工藤起来

日本動物行動学会第36回大会 (行動 2017) 2017年8月
オキナワチビアシナガバチの初期コロニーにおけるサテライト巣

関原紀惠, 五十嵐俊也, 片田真一, 山平寿智, 工藤起来

日本動物行動学会第35回大会 2016年11月
トゲズネハリアリにおける未交尾女王の存在

山口勇気, 工藤起来

日本動物行動学会第35回大会 2016年11月
海岸砂丘に生息するアリジゴクが捕食する餌動物

樋口諒, 工藤起来

日本動物行動学会第34回大会 2015年11月
多女王制アシナガバチにおける遺伝的分業仮説の検証

柳岡優里, 工藤起来

日本動物行動学会第33回大会 2014年11月
ベルシカラーアシナガバチにおける社会構造

高橋裕美, 山田彩乃, 工藤起来

日本動物行動学会第33回大会 2014年11月
新熱帯に生息するベルシカラーアシナガバチにおけるコロニー内の血縁構造

高橋裕美, 山田彩乃, 工藤起来

日本昆虫学会第74回大会 2014年9月
Nestmate recognition in a ponerine ant Cryptopone sauteri

Yuki Yamaguchi & Kazuyuki Kudô

XVII International Congress of IUSSI 2014年7月
Nestmate recognition in the Japanese Polydomous ant Cryptopone sauteri

Yuki Yamaguchi & Kazuyuki Kudô

The 4th International Symposium on Life Sciences in Toyama—Symbiosis and Sociality in Insects 2013年12月
セグロアシナガバチの創設期コロニーにおける蛋白質資源の分配様式

長沼友里子, 工藤起来

日本昆虫学会第73回大会 2013年9月
新熱帯に生息するベルシカラーアシナガバチにおける巣仲間成虫間の血縁関係

高橋裕美, 山田彩乃, 工藤起来

日本昆虫学会第73回大会 2013年9月

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所属学協会

1996年1月 - 現在

International Union for the Study of Social Insects (IUSSI)
1996年1月 - 現在

日本動物行動学会

共同研究・競争的資金等の研究課題

アシナガバチが行う個体認識についての包括的検討

日本学術振興会基盤研究（C） 2018年4月 - 2023年3月
沖縄本島および琉球諸島におけるオキナワチビアシナガバチにおける遺伝構造

琉球大学琉球大学熱帯生物圏研究センター共同利用研究 2017年4月 - 2018年3月
アシナガバチ亜科における多女王制社会の進化：生態学的視点からの解明

日本学術振興会基盤研究（C） 2012年4月 - 2015年3月
マイクロサテライトマーカーによるオキナワチビアシナガバチにおける血縁構造の解明

琉球大学琉球大学熱帯生物圏研究センター共同利用研究 2011年4月 - 2013年3月
アシナガバチ亜科におけるサテライト巣建設の進化

日本学術振興会若手研究（B） 2009年4月 - 2012年3月
ニュージーランドに侵入したフタモンアシナガバチの遺伝的多様性の評価

日本学術振興会基盤研究（B） 2006年4月 - 2009年3月
新熱帯における巣分かれ創設型のアシナガバチの適応放散と高度社会性の進化

日本学術振興会海外特別研究員 2005年4月 - 2006年8月
南米におけるアシナガバチ亜科の適応放散と高度社会性の進化

日本学術振興会特別研究員（PD） 2000年4月 - 2003年3月