2005年3月22日
カルシウム蛍光指示薬の分散的負荷法による歯状回ネットワーク活動の解析
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング
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- 巻
- 104
- 号
- 759
- 開始ページ
- 19
- 終了ページ
- 24
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 社団法人電子情報通信学会
神経細胞の局所ネットワーク活動を複数の神経細胞活動の連関として記述することは、ネットワークの動作原理の解明に必須の道程である。このために、カルシウム蛍光指示薬をラット海馬スライスの複数の顆粒細胞を分散的に負荷し、得られたカルシウムイメージング記録からこれらの顆粒細胞の発火回数を同定する方法を開発した。この方法を用いて、歯状回で集合バースト活動に参働する4-12個の顆粒細胞の自発的発火活動を記録した。個別の単一顆粒細胞の発火パターンは確率的かつランダムであったが、集団としてはバースト活動の進行に伴い、発火同期性が亢進した。
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110003234158
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10091178
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685
- CiNii Articles ID : 110003234158
- CiNii Books ID : AN10091178
- identifiers.cinii_nr_id : 9000239248799